宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
昨日、C2.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20 --- ---
7/19 08:54 C2.8
7/18 17:18 C1.7
09:31 C2.1

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 379 +0.6
-2 h 379 -0.2
-4 h 382 +0.1
-6 h 389 -0.2
-8 h 395 +0.6
-10 h 403 -1.3
-12 h 412 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
7/20 0.4 2x10^4
7/19 0.5 2x10^4
7/18 0.5 4x10^4
7/17 0.5 7x10^3
7/16 5.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/15 09:03 2665黒点群でM2.4の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2017/ 7/16 09:11 2665黒点群でCクラスフレアが続いています。
2017/ 7/17 10:09 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めました。速度は560km/秒に高まっています。
2017/ 7/18 14:19 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/19 12:44 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2017/ 7/20 12:53 更新
太陽風の速度はやや低速に下がっています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダからイギリスへ向かう飛行機の中で撮影された
オーロラの写真をいただきました。
カナダ東部時間の17日23時(世界時18日3時)から、
2時間半ほどオーロラが見えていたそうです。
北極側にあたる左側の席に座り、
機内の照明が反射しないように窓全体を覆って撮影したとのことです。

16日に始まった太陽風の乱れのピークは過ぎていますが、
太陽風は520km/秒と高速で、磁場が南寄りに変化していたため、
AE指数では500nTの中規模の活動が起きていました。
極域のフライトは、オーロラ観測も注目ですね。

カナダからイギリスへ向かって東向きに飛ぶと、
空が暗くなるのも早いですが、明るくなるのも早くて、
暗闇はほとんどない状態だったそうです。

素敵な写真をどうもありがとうございます。



太陽風の速度は、昨日の昼過ぎから下がり始め、
今日の未明には400km/秒と平均的な速度に戻っています。
現在は380km/秒ともう少し下がっています。
磁場強度は、2nTと更に弱くなっています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
このため、磁気圏の活動は穏やかな状態が続き、
AE指数は時々小さい変化が起きる程度です。

SDO衛星AIA193では、北半球の中緯度のコロナホールが西に進み、
影響が及び始める目安の位置に達しつつあります。
太陽風の速度は下がっていますが、
今後再び高まっていく可能性があります。
今後の変化に注目してください。


太陽は、今日も無黒点のままです。
X線のグラフでは、最後にC1に達するフレアが発生していますが、
これは、西に沈んでいった2665黒点群の場所で起きています。



カナダからイギリスへ向かう機内で、カナダ東部時間17日23時(世界時18日3時)過ぎに撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダからイギリスへ向かう機内で、カナダ東部時間17日23時(世界時18日3時)過ぎに撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダからイギリスへ向かう機内で、カナダ東部時間17日23時(世界時18日3時)過ぎに撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


世界時7月19日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月20日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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