宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 --- ---
10/ 3 --- ---
10/ 2 --- ---

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2598 10 β ---
2599 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:52 515 -0.3
-2 h 523 +1.6
-4 h 536 -1.6
-6 h 507 -2.1
-8 h 493 +0.6
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
10/ 4 0.4 8x10^4
10/ 3 0.4 1x10^5
10/ 2 0.4 2x10^5
10/ 1 0.4 2x10^5
9/30 0.3 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 9/29 12:19 高速の太陽風は続き、磁気圏活動も活発に続いています。
2016/ 9/30 12:46 700km/秒近い高速の太陽風が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/ 1 11:38 太陽風の速度は600km/秒に少し下がりましたが、高速風は続いています。
2016/10/ 2 15:23 太陽風は高速風が続いていますが、速度は次第に下がっています。
2016/10/ 3 16:38 500km/秒の高速太陽風は続き、磁気圏も活動的な状態が続いています。
最新のニュース

2016/10/ 4 12:58 更新
500km/秒台前半の高速太陽風が続いています。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

先週の金曜日に続いて、
高坂さんよりいただいていたオーロラの写真を紹介します。

今日掲載しているのは、フィンランドのオーロラです。
9月24日にフィンランドに入り、1000km移動してラップランドに行き、
ロバニエミ北西の湖 Raanujärvi Lake での撮影です。
現地25日21時半頃に、少しの間雲が途切れて、
鮮やかなオーロラが現れたそうです。

この頃の太陽風は、速度は平均的な状態でしたが、
磁場が10nTに強まり、南向きの変化が発生して、
AE指数に800nT程度の中規模の変化が起きていました。
26日の宇宙天気ニュースでは、
同じ頃の昭和基地のオーロラの動画を掲載しています。

高坂さんによると、その後は曇ってしまい、
途切れたところからオーロラは見えていたそうです。
時間帯としては、昭和基地の動画のオーロラは、
こちらに対応するようです。

雲越しのオーロラの輝きですが、
手前の木々とともに、立体感を演出しているように感じます。
掲載が遅くなってしまいましたが、
どうもありがとうございます。



現在の太陽風の速度は、
500〜550km/秒の範囲を推移していて、
高速の状態は続いています。
磁場強度も、5nTで安定しています。

磁場の南北成分は、小さく南北に変化しています。
磁気圏の活動もある程度高めていて、
AE指数は、500nT前後の活動が頻繁に発生しています。

27日周期の図の前周期を見ると、
この後、2日くらいで高速太陽風は終わっています。
SDO衛星AIA193のコロナホールの広がり方が
27日前と同様なので、高速風も同様に終わりに向かいそうです。


太陽は、昨日、東端に見えかけていた黒点が姿を現し、
2599黒点群となっています。

2598群とともに、小さい活動は頻繁に起きているようです。



フィンランド・ロバニエミ北西の湖 Raanujärvi Lake にて、現地25日21時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


フィンランド・ロバニエミ北西の湖 Raanujärvi Lake にて、現地25日21時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


フィンランド・ロバニエミ北西の湖 Raanujärvi Lake にて、現地25日21時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。