宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:16)
昨日、C5.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/14 --- ---
12/13 19:15 C5.3
03:06 C2.8
12/12 22:34 C7.8
20:38 C2.1
16:15 C1.6
15:05 C4.2
14:05 C5.2
12:04 C2.0
01:47 C5.6

黒点 12/14 (NOAA)
磁場 フレア
2463 2 β C2
2465 4 β C6
2468 4 β C5
2469 8 β C4
2470 6 β C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:07 424 -0.8
-2 h 445 -1.0
-4 h 462 -0.8
-6 h 476 -0.2
-8 h 470 +0.3
-10 h 472 -0.7
-12 h 482 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -16 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
12/14 0.2 2x10^4
12/13 0.4 1x10^4
12/12 0.3 1x10^4
12/11 0.4 5x10^3
12/10 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 9 12:53 太陽風の速度は470km/秒に下がっています。小型の彗星が太陽に接近しました。
2015/12/10 11:07 高速太陽風の後半が始まりそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/12/11 11:32 太陽風の速度は600km/秒台に上昇しています。昨日に続きムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/12/12 10:41 600km/秒台前半の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2015/12/13 11:01 高速の太陽風は続いていますが、速度は520km/秒に下がっています。
最新のニュース

2015/12/14 10:16 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。2470黒点群が大きな姿を現しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の夕方までは500km/秒台を保っていましたが、
その後、470km/秒に下がり、
今朝になると、更に低下をして、
現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。

太陽の西の端へ行ったコロナホールの影響は、
完全に通り過ぎたようです。

磁場強度は、4nTで安定しています。
南北成分は、-2nTくらいの弱い南向きになっています。

磁気圏の活動は、規模は小さくなりましたが、
AE指数では、200〜300nTくらいの小さい変化が続いています。
その中の、世界時13日20〜22時頃の、
ノルウェー・スバールバル島のオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。
冬至も近付いて、夜の時間がずいぶん長くなっています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央部のコロナホールが西に進み、
影響の始まりが近付いています。
明日くらいに変化がやって来るかもしれません。


太陽は、東の端から現れた2470黒点群の
全体の姿が見えるようになっています。
なかなか規模の大きい黒点群で、SDO衛星による拡大写真を掲載します。

しかし、フレアの発生は少なくなっていて、
昨日のニュース以降、この領域のフレアは記録されていません。

太陽の南東部(左下)の2468黒点群で、
C5.3の小規模フレアが発生しています。
弱いCMEの噴出も起きているようです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000に高まった状態が続いています。



ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラにより撮影された、世界時13日20〜22時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2470黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。