宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:07)
昨日、C6.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/10 --- ---
12/ 9 07:39 C4.5
03:54 C6.7
12/ 8 --- ---

黒点 12/10 (NOAA)
磁場 フレア
2462 2 α ---
2463 4 α C7
2465 6 β ---
2466 12 β C5
2467 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 465 -3.6
-2 h 442 -3.9
-4 h 440 +4.3
-6 h 445 -0.5
-8 h 450 -0.4
-10 h 435 -0.4
-12 h 440 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
12/10 0.4 1x10^4
12/ 9 0.3 2x10^4
12/ 8 0.4 1x10^4
12/ 7 0.3 3x10^3
12/ 6 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 5 11:14 太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。
2015/12/ 6 10:36 太陽風はやや高速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2015/12/ 7 10:18 太陽風の速度は600km/秒へ高まりました。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 8 11:54 600km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2015/12/ 9 12:53 太陽風の速度は470km/秒に下がっています。小型の彗星が太陽に接近しました。
最新のニュース

2015/12/10 11:07 更新
高速太陽風の後半が始まりそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島留美さんより、
11月3日にムルマンスク州各地で撮影された
オーロラの写真をいただきました。

この日は、ムルマンスクのオーロラ写真家たちの自信作が
多く公開されていたそうで、
いただいた7枚のうち、初めの3枚を紹介します。

地上の風景との組み合わせや、オーロラの撮影タイミングなど、
各撮影者音の工夫の成果なのでしょう。
いずれも素晴らしい作品です。

ムルマンスクは、11月末に大雪が降って冬らしくなり、
12月に市の中心に巨大ツリーが登場して、
点灯の日を心待ちにしているそうです。
明日の4枚もどうぞお楽しみに。



太陽風の速度は、
450km/秒まで下がったところで落ち着きました。
磁場強度も5nTで安定したままでしたが、
今朝くらいから、磁場強度が増加を始め、
現在、10nTまで強まっています。

高速太陽風の後半が始まるのかもしれません。
今のところ、速度は少し上がりそうな雰囲気を見せていますが、
まだ、目立った変化にはなっていません。

SDO衛星AIA193では、太陽の南半球のコロナホールが西に進み、
そろそろ影響がやって来てもよさそうです。
今後の太陽風の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まるとともに、
南北の振れ幅も大きくなっています。

AE指数の変化は、500nT、800nTと次第に大きくなっています。
今後も南向きの変化が続き、速度が高まってくると、
磁気圏への影響はより大きくなります。
オーロラの観望は楽しみになりそうです。


太陽は、2466黒点群でC1の小さい振れが3回発生しています。
規模は小さくなっていますが、昨日に続いて活動が見られています。




11月3日にロシア・ムルマンスク州で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、アレクサンドル・ステパーネンコ氏


11月3日にロシア・ムルマンスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、イワン・オルロフ氏


11月3日にロシア・モンチェゴルスク市で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、イーゴリ・マトヴェーエフ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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