宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/26 --- ---
11/25 --- ---
11/24 --- ---

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
2457 2 α ---
2458 10 β ---
2459 4 β ---
2460 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 254 +1.8
-2 h 254 +1.5
-4 h 258 +2.3
-6 h 261 +1.7
-8 h 260 +1.9
-10 h 264 +2.5
-12 h 262 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
11/26 0.3 3x10^2
11/25 0.3 3x10^2
11/24 0.3 3x10^2
11/23 0.4 3x10^2
11/22 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/21 09:27 太陽風は平均的な状態です。磁場が北向きになっていて、磁気圏も静かです。
2015/11/22 08:12 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/11/23 12:49 2454黒点群の活動が強まって、C8.7のフレアなどが発生しています。
2015/11/24 10:21 2454黒点群は静かになっています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2015/11/25 14:09 太陽風は270km/秒とかなり遅い風になっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/11/26 11:01 更新
太陽風は260km/秒を割って、とても遅くなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は更に下がり、260km/秒も割って、
255km/秒ととても遅くなっています。
ここまで下がるのは、時々しか見られません。
27日周期の図では、
速度のグラフだけ線が抜け落ちたようになっています。

磁場強度も、3〜4nTと少し弱くなっています。
南北成分は北向きの傾向が続いています。
磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化が見られません。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南東側(左下側)に、曲がって伸びるコロナホールがあります。
このコロナホールは、前周期は赤道域に大きく広がっていて、
11月3日以降の高速太陽風をもたらしていました。

今回、位置や広がりにずいぶん違いが生じているようです。
このため、今後の太陽風の様子も変わっているかもしれません。
コロナホールが太陽の中心により近付いた明日くらいに、
前周期の広がりとの比較をしてみたいです。


太陽は、西の端(没していった2454群だと思います)で、
C1.9の小規模フレアが発生しましたが、
その他は目立った活動はなく、穏やかです。

2458黒点群の北側に2460黒点群が発生しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。