宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、C8.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/23 10:26 C8.7
09:43 C1.6
07:40 C2.7
11/22 19:18 C2.4
14:31 C5.6
10:31 C5.1
02:31 C1.6
11/21 22:37 C3.3
22:10 C2.0
11:09 C1.6

黒点 11/23 (NOAA)
磁場 フレア
2454 16 βγ C9
2456 6 β ---
2457 13 β C2
2458 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 347 -0.3
-2 h 337 +2.8
-4 h 336 +3.3
-6 h 340 +0.9
-8 h 335 +3.2
-10 h 338 +1.5
-12 h 339 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 157 -/ -
-2 h 182 -/ -
-4 h 213 -/ -
-6 h 258 -/ -
-8 h 326 -/ -
-10 h 453 -/ -
-12 h 884 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/23 0.4 3x10^2
11/22 0.3 4x10^2
11/21 0.4 4x10^2
11/20 0.4 4x10^2
11/19 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/18 13:10 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が近付いているかもしれません。
2015/11/19 11:52 コロナホールの影響で、太陽風がやや高まっています。
2015/11/20 10:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も静穏です。
2015/11/21 09:27 太陽風は平均的な状態です。磁場が北向きになっていて、磁気圏も静かです。
2015/11/22 08:12 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2015/11/23 12:49 更新
2454黒点群の活動が強まって、C8.7のフレアなどが発生しています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽の北西(右上)の2454黒点群の活動が高まっています。

ニュースの直後の22日10時半(世界時22日1時半)にC5.1。
続いて、22日14時半(世界時22日5時半)にC5.6、
今朝、23日10時(世界時23日1時)にC8.7と、
規模の大きいCクラスフレアを起こす様になっています。

SDO衛星AIA193による、これらのフレアの様子を掲載します。
2454黒点群では、この他にもC1〜2の小さいフレアの発生が、
7回ほど記録されています。
今後、更に規模が高まるのかどうか、注目して下さい。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、北向きの傾向が続いています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化がありません。

27日周期の図の前周期の様に、
これから一週間程度、低速の太陽風が続くかもしれません。

一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央部の東側(左側)に小さいコロナホールが見えています。
4日後くらいに弱い影響が見られるかもしれません。



2454黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。