宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:21)
昨日、C8.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 --- ---
11/23 10:26 C8.7
09:43 C1.6
07:40 C2.7
11/22 19:18 C2.4
14:31 C5.6
10:31 C5.1
02:31 C1.6

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
2454 16 β C9
2456 3 β ---
2457 14 βγ C2
2458 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 338 +0.9
-2 h 335 +1.6
-4 h 330 +1.0
-6 h 333 +0.8
-8 h 332 -1.0
-10 h 336 +1.2
-12 h 338 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/24 0.3 3x10^2
11/23 0.4 3x10^2
11/22 0.3 4x10^2
11/21 0.4 4x10^2
11/20 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/19 11:52 コロナホールの影響で、太陽風がやや高まっています。
2015/11/20 10:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も静穏です。
2015/11/21 09:27 太陽風は平均的な状態です。磁場が北向きになっていて、磁気圏も静かです。
2015/11/22 08:12 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/11/23 12:49 2454黒点群の活動が強まって、C8.7のフレアなどが発生しています。
最新のニュース

2015/11/24 10:21 更新
2454黒点群は静かになっています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。

担当 篠原

昨日活動度が高まっていた2454黒点群は、
C8.7の小規模フレア以降は目立ったフレアを起こしておらず、
活動は静かになっています。

一方、東端の2458黒点群や、
その左側の太陽の端に近付いている領域で、
小さいフレアの発生が続いているようです。
今後の変化に注目して下さい。


一昨日、22日16時(世界時22日7時)の現象ですが、
太陽の南側(下側)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA193による動画を掲載します。

この噴出により、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。
飛び出したガスは、太陽の左側に向かっています。
しかし、発生した場所が太陽の中心に近いので、
一部は地球へも向かっている可能性があります。

地球まで4〜5日程度かかると考えると、
26〜27日頃の太陽風に、小規模の変化が見られるかもしれません。
磁場が強まって、南向きに振れると、
磁気圏の活動が高まる可能性があります。


太陽風は、速度が350km/秒から330km/秒へ少し下がり、
より低速になっています。
磁場強度は、4nT前後で安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
磁気圏は静穏で、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部に小さいコロナホールが見えています。
広がりが小さいので、あまり影響はなさそうです。
太陽風は低速の状態がしばらく続きそうです。



22日に太陽の南側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出により、太陽の左側に向かってCMEが発生している。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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