宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/19 --- ---
11/18 --- ---
11/17 --- ---

黒点 11/19 (NOAA)
磁場 フレア
2454 4 β C1
2456 12 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 463 +5.1
-2 h 476 -3.5
-4 h 470 -1.9
-6 h 462 -1.5
-8 h 415 +2.7
-10 h 423 +2.9
-12 h 401 -4.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -22 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
11/19 0.3 4x10^3
11/18 0.3 1x10^3
11/17 0.4 3x10^3
11/16 0.4 4x10^3
11/15 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/14 07:48 太陽風の小規模の高まりが到来しています。太陽は穏やかです。
2015/11/15 11:09 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2015/11/16 10:24 太陽の中央部でフィラメント噴出が発生しました。
2015/11/17 12:10 フィラメント噴出によるCMEの様子を紹介します。太陽風はやや低速です。
2015/11/18 13:10 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が近付いているかもしれません。
最新のニュース

2015/11/19 11:52 更新
コロナホールの影響で、太陽風がやや高まっています。

担当 篠原

昨夜から、370km/秒とやや低速だった太陽風の速度が上昇を始め、
今朝には、450km/秒とやや高速の状態になりました。
磁場強度も、一時的に10nTを超える変化も見られましたが、
全体としては、7nTと少し強まった状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、
既に西側にだいぶ進んでいますが、
コロナホールの影響がやって来たようです。
16日に発生したCMEの変化も、一緒にまとまっているかもしれません。

磁気圏への影響度を決める太陽風磁場の南北成分は、
+5nTや -5nTを超えるくらいの強さで、
南北にゆっくりと変化しています。

このため、南向きになった時に磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、700〜1000nTの中規模の山が
数時間おきに発生しています。
極域は、オーロラの光でにぎやかな夜になっているようです。

今回のコロナホールは、広がりが小さく、
影響はそれほど続かないと思います。
太陽風の速度は、明日には下がり始めるかもしれません。


太陽は、昨日目立っていた黒点に、
2456黒点群と番号が付けられています。

目立ったフレアの発生はなく、穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。