宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:12)
今日、M4.0の中規模フレアが発生しました。
また、M2.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 11:58 C2.8
10:58 C4.6
10:37 C3.7
10:11 C2.3
06:58 M1.2
06:39 M1.8
05:48 C5.0
04:54 C2.7
01:54 M2.0
00:22 M4.0
4/21 20:48 M2.2
19:17 M2.2
18:53 C2.4
16:08 M1.0
4/20 --- ---

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
2321 1 α C2
2322 10 β M4
2324 16 β C4
2325 8 β M1
2327 3 α ---
2329 9 β ---
2330 4 β ---
2331 10 β ---
2332 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 558 +2.0
-2 h 554 +2.5
-4 h 571 +2.7
-6 h 566 +0.2
-8 h 566 +0.8
-10 h 565 +1.1
-12 h 571 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
4/22 0.3 3x10^3
4/21 0.3 1x10^4
4/20 0.4 2x10^4
4/19 0.3 2x10^4
4/18 0.2 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/17 13:04 太陽風の速度は700km/秒に上がり、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 4/18 12:15 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は穏やかです。
2015/ 4/19 13:38 高速の太陽風は、終わりつつあります。
2015/ 4/20 12:14 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏はやや活動的です。
2015/ 4/21 12:01 高速太陽風が到来して、速度は580km/秒に上がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 4/22 12:12 更新
太陽の活動が強まり、Mクラスのフレアが7回発生しました。

担当 篠原

昨日の午後から、太陽のフレア活動が急に高まり、
Mクラスの中規模フレアが7回発生しています。

始まりは、21日16時(世界時21日7時)に、
西の端(右端)に達した2322黒点群で発生したM1.0のフレアです。
続いて、21日19時(世界時21日10時)に、
今度は東端(左端)の領域で、M2.2のフレアが発生し、
再び、西の端の2322群で、
21日21時(世界時21日12時)にM2.2、
21日23時半(世界時21日15時半)にM4.0、
22日2時(世界時21日17時)にM2.1、
今朝、22日6時半(世界時21日21時半)にM1.8、
22日7時(世界時21日22時)にM1.2と、
次々にMクラスのフレアが起こっています。

フレアの様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
左右に分かれているので、
全体の写真と、それぞれの拡大写真を掲載します。

西の2322群は見えなくなってしまいましたが、
東の新しい領域は、これからどの様な活動を起こすのか、
注目して下さい。


昨日高速になった太陽風は、
そのまま550km/秒の高速状態を保っています。
磁場強度も、6nTと平均的な強さで安定しています。

磁場の南北成分は、南北それぞれに振れる様になり、
磁気圏の活動を高めています。
AE指数は、昨日は静かでしたが、
今日のグラフは、500nT前後の変化が連続しています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは西の端に近づいています。
高速風も次第に終わりに向かうのではないでしょうか。



太陽の東西でMクラスフレアが発生しています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。