宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
昨日、C2.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/20 --- ---
4/19 15:56 C2.2
03:08 C2.9
4/18 23:02 C5.2
22:25 C2.3

黒点  4/20 (NOAA)
磁場 フレア
2321 33 βγ C5
2322 3 β ---
2324 12 β C2
2325 12 β C2
2327 5 β ---
2328 1 α ---
2329 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 389 -1.9
-2 h 393 -0.8
-4 h 393 -3.0
-6 h 410 -2.7
-8 h 406 -1.2
-10 h 398 -1.4
-12 h 399 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
4/20 0.4 2x10^4
4/19 0.3 2x10^4
4/18 0.2 9x10^3
4/17 0.2 1x10^4
4/16 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/15 11:59 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 4/16 13:22 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 4/17 13:04 太陽風の速度は700km/秒に上がり、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 4/18 12:15 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は穏やかです。
2015/ 4/19 13:38 高速の太陽風は、終わりつつあります。
最新のニュース

2015/ 4/20 12:14 更新
太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽の南東側(左下)から、
CME(太陽ガスの放出現象)が飛び出しています。
SDO衛星では特に変化が見られないので、
太陽の向こう側で発生した現象の様です。

太陽のこちら側は、
C1〜2の小さいフレアが起きた程度で穏やかです。


太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、
450km/秒からもう一段下がって、
400km/秒と平均的な速さになっています。
磁場強度(白線)は、4〜5nTで安定しています。

高速太陽風は通り過ぎて、穏やかな風に戻っています。

太陽風磁場の南北成分(赤線)は、
南寄り(マイナス方向)の変化が続いています。
このため、磁気圏の活動も続いていて、
AE指数は、500nT程度の高まりが数回発生しています。

AE指数の変化が大きい時間帯ではありませんが、
世界時9日9〜11時のアラスカ・フェアバンクスの
オーロラの動画を掲載します。
地平線付近に薄明の残る空に、オーロラが輝いています。

4月10日のニュースでも、
このフェアバンクスのオーロラの動画を紹介したのですが、
たった10日で、夜の時間が短くなり、
夜空に明るさが残る様子を見ることができます。
ぜひ見比べて下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高い値に達しています。
しかし、磁気圏活動の影響で、
明日は減少しているかもしれません。




太陽の南東方向にCMEが噴出しています。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。