宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:15)
昨日、C3.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/18 --- ---
4/17 10:09 C2.6
04:05 C3.3
4/16 20:06 C2.3
18:00 C5.8
14:33 C2.0
05:12 C7.9

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
2321 17 βγ C8
2324 9 β C6
2325 8 β C3
2326 6 β ---
2327 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 581 -0.1
-2 h 584 +1.1
-4 h 590 +0.4
-6 h 603 -0.3
-8 h 653 +0.4
-10 h 634 -0.8
-12 h 623 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
4/18 0.2 9x10^3
4/17 0.2 1x10^4
4/16 0.3 2x10^3
4/15 0.4 6x10^1
4/14 0.4 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/13 11:43 2321黒点群でM1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2015/ 4/14 12:06 太陽の東端から新しい黒点が現れています。太陽風はかなり低速です。
2015/ 4/15 11:59 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 4/16 13:22 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 4/17 13:04 太陽風の速度は700km/秒に上がり、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 4/18 12:15 更新
高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の昼頃の700km/秒を頂点に、
次第に低下して、現在は580km/秒まで下がっています。
高速風の状態は続いています。

また、太陽風の磁場強度は、3nTに下がっています。
高速太陽風の領域は後半に入っている様です。

27日周期の図の前周期を見ると、
高速風は世界時の3月26日に終わっています。
これは4月22日にあたりますが、今回はどこまで続くでしょうか。


太陽風磁場の南北成分は、
強度が下がるとともに振れ幅が小さくなり、
0nTを挟んで南北に小さく変化する様に変わっています。
このため、磁気圏への影響も弱まっていて、
AE指数の変化は、800nTから300nTへ小さくなっています。
活発なオーロラの出現も一段落でしょうか。


SDO衛星AIA193の太陽の中心部に、
小さいコロナホールが見えています。
規模は小さいですが、前周期よりも目立っていることもあり、
3日後くらいの太陽風にいくらか影響が見られるかもしれません。


太陽の可視光写真は、
中央部から東端にかけて黒点群が並んでいて、見応えがあります。

反対に、フレアの発生は少なくなっていて、
2324群と2325群で、C1の小さいフレアが5回発生した程度です。


太陽風の高まりの影響で、
放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
GOES15(青線)が、10000の線に達しつつあります。
明日ももう少し上がるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。