宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、M2.7の中規模フレアが発生しました。
また、X2.2の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/13 08:24 C1.9
07:55 C3.4
07:32 C3.6
07:10 C3.3
06:40 M2.7
05:24 C4.8
3/12 22:42 M4.2
21:07 M1.4
20:30 M1.6
17:00 C4.3
16:25 C2.7
13:39 M3.2
12:18 C5.7
11:09 C7.1
08:16 C6.9
07:08 C7.8
03:37 M1.0
01:10 X2.2
3/11 23:30 C2.0
22:04 C2.3
20:21 C5.8
16:45 M2.6
16:26 M1.4
16:03 M1.8
15:04 C2.7
14:11 C4.0
13:48 C4.5
11:11 C2.8
09:18 C5.4
08:46 M2.9
08:00 C3.3
06:02 C3.7
05:37 C4.7

黒点  3/13 (NOAA)
磁場 フレア
2297 20 βγδ X2
2298 3 β ---
2299 3 β C7

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 408 +4.9
-2 h 417 +3.1
-4 h 404 +5.0
-6 h 410 +5.2
-8 h 408 +4.4
-10 h 402 +3.2
-12 h 406 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
3/13 0.4 3x10^2
3/12 0.6 5x10^2
3/11 0.4 2x10^3
3/10 0.4 4x10^3
3/ 9 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/ 8 15:09 2297黒点群でM9.2の中規模フレアが発生しました。
2015/ 3/ 9 12:59 M9.2フレアに伴ってCMEも噴出しています。太陽風は高速風が続いています。
2015/ 3/10 12:40 2297黒点群で中規模フレアが3回発生しました。太陽風は平均的な状態に戻っています。
2015/ 3/11 12:22 2297黒点群でM2.9のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 3/12 11:21 2297黒点群でX2.1の大規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2015/ 3/13 12:26 更新
太陽では、Mクラスのフレアが続いています。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
2297黒点群では、M3.2,M1.6、M1.4、M4.2、M2.7と、
中規模フレアが5回発生しました。
更に、Cクラスの小規模フレアも10回記録されています。

これらのフレアの様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
2297群の活発な状態は続いています。
現在は太陽の中心に達しているため、
CMEを伴うと地球へも影響が及びやすくなっています。

SDO衛星の可視光による拡大写真も掲載します。
昨日と同じ縮尺なので、大きさもそのまま比較できます。
黒点群は、横方向に伸びている様です。


昨日のニュースでは見ることができなかった
XフレアによるCMEの噴出ですが、
SOHO衛星LASCOの写真は、
残念ですがこの時間帯は欠けたままになっていて、
状況が分かりません。

太陽風擾乱の到来まで2〜3日程度と考えると、
今夜から明日の夜にかけて、
太陽風の急な乱れが到来する可能性があります。
それによるオーロラ活動の高まりに注意して下さい。


現在の太陽風は、
速度は400km/秒と平均的な状態で安定し、
磁場強度も6nTに落ち着いています。

コロナホールの影響が始まっているのかもと書きましたが、
特に目立った強まりにはなっていません。

磁場の南北成分は、グラフの初めの頃は南寄りでしたが、
以降は北寄りに変わっています。
このため、AE指数の変化も、
前半に小規模の活動が見られますが、
後半は静かになっています。



2297黒点群のにぎやかな活動は、どこまで続くでしょうか。



2297黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による2297黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。