宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 04:28 C2.3
02:43 C2.3
2/ 7 21:15 C1.9
19:42 C1.8
2/ 6 --- ---

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2277 14 βγ C2
2280 19 βγ C2
2281 6 βγ C1
2282 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 431 -1.4
-2 h 405 -1.5
-4 h 418 +6.0
-6 h 394 +0.2
-8 h 399 +3.2
-10 h 413 +1.7
-12 h 408 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
2/ 8 0.3 6x10^2
2/ 7 0.3 2x10^3
2/ 6 0.3 1x10^4
2/ 5 0.4 1x10^4
2/ 4 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/ 3 11:08 600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。
2015/ 2/ 4 11:53 高速の太陽風が続いています。M1のフレアが発生しました。フェアバンクスのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/ 5 13:20 高速の太陽風は終わり、速度は400km/秒近くに下がっています。
2015/ 2/ 6 13:31 400km/秒と平均的な速さの太陽風が続いています。
2015/ 2/ 7 13:23 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 2/ 8 13:22 更新
太陽風は平均的な速度ですが、磁場がやや強まっています。

担当 篠原

太陽では、C1〜2の小さいフレアが、
2277黒点群、2280群と、東端の少し南寄りの場所で
6回ほど発生しています。

東端の北側には2282黒点群が姿を現しましたが、
南側のフレアが起きた場所にも黒点が現れるかもしれません。

また、SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中央部を東西(左右)に
ダークフィラメントが長々と横たわっています。
動画でその様子を紹介します。
細かい変化を見ていると、いつ飛び出すのかと思ってしまいます。

太陽の中央部でフィラメントが噴出すると、
地球に向かってCMEが飛び出すことになります。
太陽風の乱れに繋がるので、しばらく注目して下さい。


太陽風の速度は、400〜420km/秒で安定しています。
一方、磁場強度は、7nTから10nTにやや強まっています。

磁場の南北成分は、
南寄りになったり、北寄りになったり、
時間とともに変化していますが、
強度が高まっているので、振れ幅も大きくなっていて、
-5nT程度の南向きも頻繁に起きています。

このため、磁気圏の活動度も高まりやすく、
AE指数のグラフでは、
400〜800nTの中規模の変化が発生しています。

この後も、磁場が南寄りに振れると、
オーロラの活動も強まることが期待できそうです。




太陽の中央部に長く伸びているダークフィラメント。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2月7日のAE指数速報値のグラフ。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。