宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
今日、M2.0の中規模フレアが発生しました。
また、M2.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/30 09:30 M2.0
08:41 C8.5
04:33 C6.4
03:10 C5.0
1/29 21:20 C7.6
20:33 M2.1
18:52 C2.9
14:15 C8.2
13:18 C3.1
12:35 C2.6
12:09 C4.1
11:43 C3.2
06:32 M1.0
03:23 C2.2
1/28 22:02 C2.5
19:38 C2.7
14:19 C9.8
13:13 M1.4
10:24 C4.7
09:54 C4.4
08:50 C5.7

黒点  1/30 (NOAA)
磁場 フレア
2268 35 βγ M2
2271 20 βγ C2
2272 2 α ---
2273 5 β ---
2275 10 βγ ---
2276 6 β C2
2277 17 βγ M1
2278 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 378 -1.2
-2 h 396 +0.5
-4 h 401 +0.9
-6 h 411 +1.9
-8 h 414 -5.3
-10 h 395 -2.6
-12 h 361 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
1/30 1.0 2x10^2
1/29 0.8 1x10^2
1/28 0.6 3x10^2
1/27 0.3 5x10^1
1/26 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/25 12:21 太陽風はやや低速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 1/26 12:01 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静穏です。
2015/ 1/27 12:46 M1.1のフレアが発生しました。太陽風の磁場が強まり、オーロラの活動を高めました。
2015/ 1/28 12:47 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが増えています。
2015/ 1/29 13:16 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速に戻っています。
最新のニュース

2015/ 1/30 12:14 更新
2268黒点群、2277黒点群の活動が高まっています。Mフレアが2回発生しました。

担当 篠原

太陽の中央部の2268黒点群と、
東端の2277黒点群の活動が高まっています。

2268黒点群は、規模の大きいフレアの発生が続いています。
29日14時(世界時29日5時)にC8.2、
29日20時半(世界時29日11時半)にM2.1、
30日4時半(世界時29日19時半)にC6.4、
30日9時半(世界時30日0時半)にM2.0と、
2つの中規模フレアや、大きいCクラスのフレアを起こしています。

活発な活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
Mクラスになると、輝き方も目立ちます。

一方、2277黒点群は、
C8.4、C7.6と、大きいCクラスのフレアも起こしていますが、
C1〜C5のフレアを10回ほど記録していて、
SDO衛星の動画では、休みなく輝いている印象です。
黒点も全体の姿が見えるようになっています。

太陽の活発な活動に、引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度が少し上がって
400km/秒と平均的な状態になりました。
磁場強度は、5nTから、一時的に10nT近くに高まりましたが、
現在は再び5nTに下がっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。
今後、この領域からの高速風がやって来る可能性があります。

コロナホールは、横方向の広がりがあるので、
明日、明後日から、太陽風の変化が始まるかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に振れています。
強度が高めだったため、振れ幅もやや大きくなり、
AE指数は、800nTの変動も発生しています。




2268黒点群で、M2.1、M2.0のフレアが発生しています。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、太陽の東端の2277黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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