宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 12:35 C2.6
12:09 C4.1
11:43 C3.2
06:32 M1.0
03:23 C2.2
1/28 22:02 C2.5
19:38 C2.7
14:19 C9.8
13:13 M1.4
10:24 C4.7
09:54 C4.4
08:50 C5.7
1/27 16:12 C2.1
14:43 C2.4
01:46 M1.1

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
2268 29 βγ M1
2269 1 α ---
2271 10 βγ ---
2272 1 α ---
2273 4 β C2
2275 11 βγ ---
2276 3 β C2
2277 1 α M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 365 +0.5
-2 h 386 -0.7
-4 h 397 -0.5
-6 h 414 -0.9
-8 h 434 -0.8
-10 h 416 +0.1
-12 h 427 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 7x10^1
1/29 0.7 1x10^2
1/28 0.6 3x10^2
1/27 0.3 5x10^1
1/26 0.4 3x10^2
1/25 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/24 12:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も比較的穏やかです。
2015/ 1/25 12:21 太陽風はやや低速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 1/26 12:01 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静穏です。
2015/ 1/27 12:46 M1.1のフレアが発生しました。太陽風の磁場が強まり、オーロラの活動を高めました。
2015/ 1/28 12:47 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが増えています。
最新のニュース

2015/ 1/29 13:16 更新
Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速に戻っています。

担当 篠原

太陽の中央の2268黒点群の活動が活発になり、
昨日、28日13時半(世界時28日4時半)にM1.4の中規模フレア、
28日14時半(世界時28日5時半)に
C9.8とMクラスにほぼ達するフレアなどを起こしています。

その直前のC4.7フレア以降の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

2枚目に可視光の拡大写真を掲載しますが、
2268黒点群は東西に広く、特徴的な姿をしていて、
黒点の変化も興味深いです。

また、東の端から現れた2277黒点群でも、
今朝、29日8時半(世界時28日23時半)に
M1.0の中規模フレアが発生しています。

3枚目に可視光の拡大写真を掲載します。
2277黒点群は、まだ全体の姿が見えていないようです。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、昨日の500km/秒から速度が低下して、
現在は370km/秒と低速風に戻っています。
磁場強度の強まりも減って、7nT前後で変化しています。

磁場の南北成分は、0nT付近に留まっています。
磁気圏への影響は弱まっていて、
AE指数は、太陽風の強まりが残っていた前半には変動がありますが、
中盤以降は静かになっています。

27日周期の図で見比べると、
太陽風の強まりは、前周期よりすっかり小さくなっていました。

一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球のコロナホールの広がりが、
太陽の中心線に近づいています。
3〜4日後くらいから、こちらの影響に注目する必要がありそうです。




太陽の中央部の2268黒点群で発生した、C4.8、M1.4、C9.8フレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2268黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、太陽の東端の2277黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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