宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
昨日、C7.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 --- ---
1/12 23:18 C7.1
21:47 C5.6
16:41 C3.1
13:26 C6.1
11:11 C3.1
1/11 17:52 C3.4
14:11 C4.2
11:31 C3.3

黒点  1/13 (NOAA)
磁場 フレア
2255 11 βγ C7
2257 16 βγδ C3
2259 9 βγ C2
2260 8 β C6
2261 1 α C4
2262 6 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 417 +2.3
-2 h 432 -0.5
-4 h 406 -1.1
-6 h 408 -1.9
-8 h 439 -2.3
-10 h 425 -0.7
-12 h 439 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
1/13 0.3 6x10^2
1/12 0.3 1x10^3
1/11 0.4 1x10^3
1/10 0.4 6x10^2
1/ 9 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/ 8 12:42 太陽風磁場の強まりが到来し、中規模の磁気嵐が発生しました。
2015/ 1/ 9 11:39 太陽風はやや高速で、磁気圏の弱い活動も続いています。
2015/ 1/10 12:23 太陽風は平均的な状態に戻りました。C9.6のフレアが発生しています。
2015/ 1/11 13:21 太陽風は再び少し強まって、速度は500km/秒近くに戻っています。
2015/ 1/12 08:28 太陽風の速度は下がり始めていますが、磁場はやや強まった状態が続いています。
最新のニュース

2015/ 1/13 12:38 更新
太陽風磁場の強まりが残っています。太陽でCクラスフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、440km/秒から420km/秒と平均的な速さで、
磁場強度は、7nTと少し強まった値で
それぞれ安定しています。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
南寄りの傾向です。
このため、磁気圏の活動もある程度発生していて、
AE指数には、200nTから600nTにかけて、
小中規模の活動が長い時間続いています。

世界時12日22〜23時頃のノルウェー・トロムソの
オーロラの動画を掲載します。
AE指数の変化は小さいですが、
きれいなオーロラの変動が撮影されています。

27日前の前周期の変化を参考にすると、
今後、太陽風の速度は300km/秒台の低速風になりそうですが、
磁場強度は少し強まった状態が続くかもしれません。
南方向への磁場変化も続けば、
オーロラの活動もある程度活発に続くでしょう。


太陽は、北西(右上)の2260黒点群が再び目立つ様になり、
昨日、12日13時半(世界時12日4時半)にC6.1、
12日22時(世界時12日13時)にもC5.6と、
少し大きいCクラスフレアを起こしています。

また、西端(右端)の2255黒点群も、
12日23時(世界時12日14時)にC7.1の小規模フレアと、
C3.1、C2.0などのフレアも起こしています。

これらのフレアにより、GOES衛星のX線グラフは
変化が目立っています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時12日22〜23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。