宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:28)
昨日、C4.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/12 --- ---
1/11 17:52 C3.4
14:11 C4.2
11:31 C3.3
1/10 20:14 C3.3
10:43 C2.1
07:15 C2.0
02:28 C1.8

黒点  1/11 (NOAA)
磁場 フレア
2253 1 α C2
2255 6 βγ ---
2257 35 βδ C3
2258 4 β ---
2259 9 βγ C2
2260 7 β C2
2261 1 α ---
2262 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:17 435 +1.2
-2 h 434 +1.8
-4 h 450 -1.1
-6 h 468 -0.2
-8 h 471 -0.5
-10 h 470 -1.1
-12 h 485 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -13 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
1/12 0.3 1x10^3
1/11 0.4 1x10^3
1/10 0.4 6x10^2
1/ 9 0.3 1x10^2
1/ 8 0.3 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 1/ 7 11:19 太陽風の速度は再び500km/秒に高まりましたが、高速状態はそろそろ終わりそうです。
2015/ 1/ 8 12:42 太陽風磁場の強まりが到来し、中規模の磁気嵐が発生しました。
2015/ 1/ 9 11:39 太陽風はやや高速で、磁気圏の弱い活動も続いています。
2015/ 1/10 12:23 太陽風は平均的な状態に戻りました。C9.6のフレアが発生しています。
2015/ 1/11 13:21 太陽風は再び少し強まって、速度は500km/秒近くに戻っています。
最新のニュース

2015/ 1/12 08:28 更新
太陽風の速度は下がり始めていますが、磁場はやや強まった状態が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日、11日16時(世界時11日7時)に
一時的に600km/秒に上がる変化をしましたが、
その後は500km/秒を割って次第に低下して、
現在は440km/秒と穏やかな状態に戻りつつあります。

一方、太陽風の磁場強度は、強まった状態が続いていて、
昨日以降、9nT前後の状態が続いています。

太陽風は、27日周期の図の前周期と
同じような推移をしています。

太陽風磁場の南北成分は、
振れ幅は小さいですが、比較的南寄りの変化をしています。
磁場強度が強まっているため、
-5nTに達する様な時間帯もあります。

速度がやや高まっていることもあり、
磁気圏の活動はある程度活発な状態が続き、
AE指数は500nT程度の変化が長い時間続いています。

現在は太陽風の速度が低下してきたので、
磁気圏の活動も次第に小さくなっていくでしょう。
やがて磁場強度が下がってくると、
南向きの変化もより小さくなるので、
磁気圏の活動も弱まります。


太陽では、西側の2257黒点群で、C3.4、C1.3、
西の端の領域で、C4.2、C1.6、などと、
右側がやや活発です。

この辺りが沈んでいくと、
太陽は一旦穏やかになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。