宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:42)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/21 04:37 C2.5
11/20 15:22 C7.6
06:46 C2.6
03:57 C2.4
11/19 --- ---

黒点 11/21 (NOAA)
磁場 フレア
2208 2 β C3
2209 24 βγδ C3
2214 3 β C1
2215 1 α ---
2216 3 β C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 393 -5.2
-2 h 389 +1.0
-4 h 372 -2.5
-6 h 381 -0.6
-8 h 393 +1.3
-10 h 387 -2.4
-12 h 396 -4.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
11/21 0.3 4x10^3
11/20 0.3 6x10^3
11/19 0.5 5x10^3
11/18 0.4 1x10^4
11/17 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/16 10:49 2209黒点群で中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2014/11/17 11:56 M5.7の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がり始めています。
2014/11/18 11:55 2209群のフレア活動は弱まっています。太陽風はやや高速です。
2014/11/19 12:00 2209黒点群は穏やかになっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/11/20 13:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏では小規模の変化が発生しています。
最新のニュース

2014/11/21 12:42 更新
太陽風磁場が南寄りで、磁気圏も活動的です。スウェーデンのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、
スウェーデンのキルナ北方のサーメ村で撮影された
オーロラの写真が届きました。

現地は霧の日が多くて、なかなか見られないところ、
この日は一晩中晴れて、
いろいろなオーロラを撮影することができたそうです。

雪景色とオーロラの組み合わせがとても良い雰囲気です。
寒さは厳しいでしょうが、現地の美しさは格別でしょう。
このところ太陽風の条件も良くて、
観望にとても良いタイミングだったのではないでしょうか。

全天カメラを横切る赤い帯がどんどん移動する様子が
とても印象的だったそうです。

見事な写真をどうもありがとうございます。



現在の太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は5nTから7nTへ少し上がっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の10月26〜27日にかけて、磁場の弱い強まりが到来しており、
この変化が回帰しているのかもしれません。

磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きが頻繁に発生しています。
このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は600nT程度の中規模の変化が度々発生しています。
極域ではオーロラがにぎやかに見えているのではないでしょうか。


太陽では、東端から現れた黒点に、
2216黒点群と番号が付きました。
2216群は、20日15時半(世界時20日6時半)に、
C7.6とやや大きいCクラスフレアを起こしています。

一方、2209黒点群は、
C1〜2の小さいフレアを3回起こした程度で、
比較的穏やかです。




昨日、知人より2209黒点群に
「肉球黒点」という名前をいただきました。

それ以降、可視光写真が足の裏にしか見えなくなって困っています。
今日もいい形をしています。




11月11日、バンクーバーからヒースローへの機中より、ハドソン湾上空のオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


11月18日に、スウェーデンのキルナ北方のサーメ村で撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


11月18日に、スウェーデンのキルナ北方のサーメ村で撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


11月18日に、スウェーデンのキルナ北方のサーメ村で撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


2209黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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