宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/ 1 12:49 更新 太陽の東端で小さい活動が目立っています。太陽風は低速で、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽の南東側(左下)で、 2104黒点群と2107黒点群が大きく目立っています。 SDO衛星による拡大写真を1枚目に掲載します。 この領域と、北側の2106群では、 規模は最大でC2〜3と小さいものの、 SDO衛星の動画を見ると、 活発に小さい活動が起きています。 今後、フレアの規模が大きくなるようだと 注意が必要になるでしょう。 太陽風の速度は、 350km/秒付近で小さく変化する程度で、 低速の風が続いています。 磁場強度も5nTと平均的な値に下がり、落ち着いています。 磁場の南北成分は、小さく南北に振れていますが、 どちらかというと北寄りで、 磁気圏の活動は弱まり、 AE指数はほとんど変化していません。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターの切り替わりは到来せず、 そのまま「A」の状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南半球の高緯度域に広いコロナホールが見られる程度で、 穏やかな太陽風はこのまま続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東側の黒点群たちの活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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