宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:23)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/29 08:16 C3.6
05:46 C4.2
04:47 C2.4
6/28 16:37 C3.4
15:21 C3.4
6/27 --- ---

黒点  6/29 (NOAA)
磁場 フレア
2096 5 β ---
2097 1 α ---
2098 1 α ---
2100 5 β C2
2102 1 α ---
2103 2 α ---
2104 4 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 347 +2.7
-2 h 351 -4.6
-4 h 352 +0.9
-6 h 349 +2.5
-8 h 318 +3.4
-10 h 313 -0.1
-12 h 331 -5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
6/29 0.4 1x10^2
6/28 0.3 1x10^2
6/27 0.6 1x10^2
6/26 0.4 2x10^2
6/25 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/24 13:43 今朝、CMEによる太陽風の弱い乱れが到来しました。
2014/ 6/25 11:52 太陽風はかなり速度が遅くなっています。太陽も穏やかです。
2014/ 6/26 13:12 低速の太陽風が続いて、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。
2014/ 6/27 09:55 太陽風は低速です。太陽も穏やかですが、東端に活動的な領域があるようです。
2014/ 6/28 14:01 太陽風は300km/秒近くまで低速になっています。
最新のニュース

2014/ 6/29 11:23 更新
太陽風は低速です。太陽の東端でCクラスのフレアが増えています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
320km/秒から350km/秒へ少しだけ変化していますが、
低速の状態が続いています。
磁場強度は少し強まって、7nT前後で変化する様になっています。

27日周期の図を見ると、6月3〜4日に同様の小さい変化があり、
セクターの切り替わりにつながっています。
今回もこの変化が回帰しているのかもしれません。

磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。
磁場強度が少し強まったため、振れ幅も少し大きくなり、
-5nTを超える南向きにもなっています。

この影響で磁気圏の活動もより大きくなっていて、
AE指数は400〜600nTの変化が発生しています。

この変化の一部にあたる時間帯の、
南極の昭和基地の全天カメラの動画を掲載します。
日没後の夕暮れの空が次第に暗くなり
(天の川も一緒に写っているので、淡い薄明程度だと思います)、
やがて、高緯度側の低空にオーロラの光が見え始めます。
空を覆う様な活動ではありませんが、良い雰囲気の夜空です。


太陽では、東端から活動的な領域がやってきて、
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。
C4.2、C3.4などを最大に、
10回近くCクラスのフレアが発生しています。

可視光写真では、東端から黒点が姿を現しています。
この領域の今後の活動に注目して下さい。




南極、昭和基地の全天カメラによる、世界時24日14時頃の夕暮れとオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。