宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、M6.6の中規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/31 07:45 C4.8
00:39 M6.6
1/30 19:52 C4.1
18:56 C3.4
16:52 M1.1
15:33 M2.1
13:16 C3.1
08:54 C2.3
05:17 C3.6
04:08 C2.3
1/29 23:19 C7.0
20:56 C2.4
15:52 C2.9
13:11 C7.3
12:31 C4.2
12:03 C4.2
09:41 C4.1
07:03 M2.6
05:57 C7.7
05:40 C7.4
04:00 M4.9
01:23 C8.5
00:23 M3.5

黒点  1/31 (NOAA)
磁場 フレア
1959 1 α ---
1960 2 α ---
1965 5 β ---
1967 42 βγδ M7
1968 12 βγ C9

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 363 +2.5
-2 h 361 +2.7
-4 h 359 +2.8
-6 h 348 +2.2
-8 h 364 +2.5
-10 h 365 +0.1
-12 h 365 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
1/31 0.4 5x10^1
1/30 0.3 4x10^1
1/29 0.3 5x10^1
1/28 0.4 6x10^1
1/27 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/26 10:48 太陽風磁場が南寄りに振れて、オーロラの活動がある程度高まっています。
2014/ 1/27 12:26 太陽の東端でMクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2014/ 1/28 12:56 太陽の東端から黒点群が現れ、M4.9の中規模フレアが発生しました。
2014/ 1/29 12:47 1967黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2014/ 1/30 12:52 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風速度の高まりは終わりました。
最新のニュース

2014/ 1/31 13:16 更新
1967黒点群でM6.6の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。

担当 篠原

1967黒点群のフレア活動は続いています。
今日未明、31日1時(世界時30日16時)には、
M6.6と大きめの中規模フレアが発生しました。

その前後にも、M2.1、M1.1のMクラスフレアや、
C3.4、C4.1、C4.8などのCクラスフレアが
活発に発生しています。

SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
この時間帯にSDO衛星でちょうど部分日食が発生し、
月が太陽の前を横切って行く面白い動画になりました。

1967黒点群のフレア活動には、引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度が360km/秒で安定し、
低速の状態が続いています。
磁場強度も、5nTから6nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は北寄りの傾向になり、
磁気圏の活動は弱まっています。
AE指数のグラフは目立った変化はありません。


1967黒点群のM6.6フレアに伴って、
CMEが発生しています。
SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。

フレアは太陽の東端近くで発生しましたが、
CMEは左下方向を中心に、
太陽全体を包む様に広がっています。

このため、CMEによる太陽風の乱れは、
地球方向にも向かっている様です。

発生から2〜3日程度で地球に到来すると考えると、
フレアの発生が31日1時なので、
2月2日か3日くらいにやって来るかもしれません。

太陽風の速度の上昇や、磁場の強まりが発生して、
磁気圏で活発な擾乱が発生する可能性があります。
明日の夜以降は、太陽風のデータに注目して下さい。



SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星AIA131による、1967黒点群のフレア活動の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M6.6フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。