宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:03)
昨日、C3.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 --- ---
1/15 00:57 C3.3
1/14 12:22 C2.6
06:47 M1.3

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
1948 1 α ---
1949 4 α ---
1950 5 β ---
1952 3 β ---
1953 11 β C2
1954 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 432 +0.1
-2 h 435 +0.4
-4 h 441 -0.6
-6 h 478 +0.4
-8 h 487 -0.1
-10 h 476 -0.1
-12 h 482 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
1/16 0.4 4x10^2
1/15 0.5 3x10^2
1/14 2.0 3x10^2
1/13 6.1 2x10^2
1/12 12.2 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/11 12:10 太陽風は平均的な状態が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2014/ 1/12 11:26 太陽風は400km/秒と平均的な速度で安定しています。
2014/ 1/13 09:32 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台後半に上がっています。
2014/ 1/14 12:17 太陽風は900km/秒近い非常に高い速度になりました。現在も600km/秒台を保っています。
2014/ 1/15 11:29 太陽風は570km/秒と高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2014/ 1/16 10:03 更新
高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は低下が続き、
現在は430km/秒と平均的な状態に戻りました。

太陽風の磁場強度は、2nTに弱まったままで安定しています。


今回の高速太陽風は、4日近く続きました。
27日周期で過去2周期の変化と比較すると(1枚目の図)、
高速風の到来は2日程度ずつ次第に遅れていました。

これは、1月7日のニュースで掲載したように、
北半球に広がるコロナホールの場所が、
次第に左側にずれていったことと関係しています。

また、速度の高まりも、
2周期前は550km/秒、1周期前は600km/秒、
そして、今回は850km/秒と次第に変化しています。

27日後の次の周期は、2月10日前後になりそうです。
その時のコロナホールの分布や、高速太陽風の変化などは、
今回ともまた異なっている可能性があります。
到来を楽しみに待ちましょう。


現在の磁気圏の活動は穏やかです。
AE指数のグラフには、目立った変化はありません。

高速太陽風が通り過ぎて、
これからしばらく穏やかになりそうです。


太陽では、特にフレアの発生はなく、
GOES衛星のX線のグラフは静かになっています。

太陽の東端から新しい黒点が顔を出しています。
どの程度の活動度を持った黒点群でしょうか。



27日周期で比較した太陽風速の変化。今回の高速太陽風は1月12〜15日。
(c) 太陽風データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる、27日毎のコロナホールの比較。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。