宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/11 --- ---
1/10 --- ---
1/ 9 01:49 C3.4

黒点  1/11 (NOAA)
磁場 フレア
1944 42 βγδ C3
1946 14 βγ C1
1948 1 α ---
1949 2 α ---
1950 5 β C1
1951 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 409 +0.4
-2 h 419 +1.3
-4 h 423 +2.6
-6 h 400 +3.2
-8 h 393 +2.3
-10 h 400 -0.2
-12 h 408 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 25 2x10^2
1/11 56 4x10^2
1/10 244 1x10^3
1/ 9 1030 3x10^3
1/ 8 971 3x10^3
1/ 7 42 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/ 6 11:54 12月の黒点数は90.3でした。太陽風は平均的な速度に下がりました。
2014/ 1/ 7 13:53 1944黒点群は今日も肉眼黒点の大きさです。太陽風は低速になりました。
2014/ 1/ 8 12:49 X1.2の大規模フレアが発生しました。CMEも噴出し、太陽風の乱れが到来しそうです。
2014/ 1/ 9 13:12 フレアは特に活発ではありません。Xフレアによる太陽風の擾乱が近づいています。
2014/ 1/10 13:00 太陽のフレアの発生は減っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。
最新のニュース

2014/ 1/11 12:10 更新
太陽風は平均的な状態が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒で安定しています。
磁場強度も5nTに下がり、
太陽風は速度、磁場強度ともに平均的な状態です。

CMEによる太陽風の変動については、その後も特に見られず、
昨日の小さな変化が対応する現象だったのかもしれません。
しかし、2日と比較的短時間で地球へ到来したにしては、
太陽風の変化は小さく、よく分からないところです。


磁気圏は概ね静穏です。
AE指数は、400nTくらいの小さい変化がひとつ起きた程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールが西側にだいぶ進んでいます。
そろそろこの領域の影響で、
高速の太陽風が始まりそうです。

27日周期の図の上段、12月14〜16日の高速風の回帰です。
コロナホールの位置の関係で、今回の到来は少し遅れそうです。


太陽のフレア活動は、静かになっています。
1950、1944、1946黒点群で、
C1の小さいフレアがそれぞれ1回起きただけです。


太陽放射線も低下が続いています。
もうすぐ警戒レベルの10を割りそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。