宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
また、X2.3の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 1 09:01 C6.2
06:32 C1.8
10/31 22:34 M1.9
10/30 06:42 X2.3
03:23 C9.4
00:08 C3.5

黒点 11/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1879 2 α ---
1882 14 β ---
1884 23 βγδ C6
1885 6 β C1
1886 5 β ---
1887 4 β ---
1888 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 385 -3.3
-2 h 387 -3.9
-4 h 384 -4.1
-6 h 415 -2.7
-8 h 412 -4.3
-10 h 432 +4.2
-12 h 395 +7.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -30 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 8x10^0
11/ 1 1.2 1x10^1
10/31 3.4 7x10^1
10/30 4.8 3x10^2
10/29 4.5 8x10^2
10/28 3.1 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/27 12:29 Mクラスのフレア活動が続いています。太陽風は低速ですが、今後乱れるかもしれません。
2013/10/28 15:02 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、擾乱はまだ来ていません。
2013/10/29 13:08 Mクラスのフレアが続いています。CMEも発生していて、太陽風の乱れが到来しそうです。
2013/10/30 12:45 今朝、X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2013/10/31 13:39 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏活動が強まりました。太陽は静かになっています。
最新のニュース

2013/11/ 1 12:02 更新
ニュージーランドのオーロラ写真をご覧ください。M1.9のフレアが発生しています。

担当 篠原

ニュージーランド、クィーンズタウンの米戸 実さんより、
10月30〜31日の夜に撮影された、
赤いオーロラの見事な写真が届きました。

昨日のニュースでお知らせした、
太陽風の磁場が強まって、南向きに振れ続けていた頃の写真です。

米戸さんによると、太陽の活動が続いていたため、
太陽風の乱れが到来するのを手ぐすね引いて待っていたそうです。
残念ながら強い乱れは到来しませんでしたが、
赤い色の見事なオーロラを撮影することができたそうです。

ニュージーランドは緯度が低いため、
独特の雰囲気のオーロラを見ることができますね。
今回もどうもありがとうございました。


太陽風は、速度がもう少し上がって、
400km/秒と平均的は速さになっています。
反対に、磁場強度は下がり気味の様で、
10nT近くに強まっていたのが、現在は5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、ACEの図の前半は北向き、
後半は南向きになっています。

しかし、磁気圏の活動は小さく、
AE指数の図の後半に小さい変化が見えている程度です。


太陽では、西に沈んだ1877黒点群でM1.9の中規模フレアと、
中央付近の1884黒点群でC6.2の小規模フレア、
その他にC1のフレアが5回ほど発生しています。



明日から水曜日まで高知に出張します。
しばらく更新が不定期になります。
ご了解下さい。




ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地時間10月30日22時半に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地時間10月31日4時に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。