宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
昨日、C2.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/21 --- ---
10/20 20:52 C1.8
17:33 C2.9
10/19 19:30 C1.9
18:26 C2.9
00:01 C8.5

黒点 10/21 (NOAA)
磁場 フレア
1872 1 α ---
1873 12 β C2
1874 10 β ---
1875 24 βγ ---
1877 8 βγ ---
1878 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 303 -2.3
-2 h 293 -2.3
-4 h 297 -2.1
-6 h 297 -2.3
-8 h 303 -1.9
-10 h 311 -1.7
-12 h 339 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
10/21 0.3 5x10^3
10/20 0.4 5x10^3
10/19 0.4 7x10^3
10/18 0.3 1x10^4
10/17 0.3 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/16 12:21 1865黒点群でMクラスのフレアが2回発生し、活発な活動が続いています。
2013/10/17 10:08 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2013/10/18 12:32 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2013/10/19 10:27 Cクラスのフレアが続いています。太陽風はやや低速で、磁気圏も静穏です。
2013/10/20 10:08 太陽のフレア活動はやや落ち着いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2013/10/21 11:43 更新
太陽はCクラスのフレアが数回発生しています。太陽風はかなり低速です。

担当 篠原

太陽では、小さくなって見えなくなった1868黒点群でC2.9とC2.0、
中央付近の1873黒点群でC1.7の小規模フレアが起きています。
フレアの活動の様子に特に変化はありません。

一方、東側では1875黒点群と1877黒点群が目立っています。
可視光写真の拡大写真を掲載します。
これらの活動領域では、小さいフレアの発生が起きています。
これらの規模が高まっていく様だと、注意が必要です。


太陽風は、今日の未明以降、速度は300km/秒になり、
かなり遅い状態です。
磁場強度も3〜4nTと弱まった状態で安定しています。

磁気圏も静穏で、AE指数のグラフはほとんど変化していません。


27日周期の図では、前周期に速度の小さい高まりが来ていましたが、
これから回帰してくるでしょうか。
これがなければ、穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。




SDOの可視光写真による、太陽の東側の1875黒点群(右)と、1877黒点群(左)。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。