宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:08)
昨日、C8.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 --- ---
10/19 19:30 C1.9
18:26 C2.9
00:01 C8.5
10/18 19:50 C4.7
19:14 C5.0
17:15 C2.2
16:25 C3.3
14:01 C5.3
11:48 C3.3
09:56 C2.7
00:04 M1.2

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
1861 9 βγ M1
1864 1 α ---
1868 3 β ---
1869 1 α ---
1870 3 β ---
1872 1 α ---
1873 6 β ---
1874 6 β ---
1875 15 βγ C5
1877 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 322 +1.8
-2 h 337 +1.1
-4 h 336 +1.2
-6 h 347 -0.2
-8 h 342 -0.7
-10 h 350 -2.5
-12 h 340 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
10/20 0.4 5x10^3
10/19 0.4 7x10^3
10/18 0.3 1x10^4
10/17 0.3 7x10^3
10/16 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/15 13:57 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。Cクラスのフレアが続いています。
2013/10/16 12:21 1865黒点群でMクラスのフレアが2回発生し、活発な活動が続いています。
2013/10/17 10:08 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2013/10/18 12:32 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2013/10/19 10:27 Cクラスのフレアが続いています。太陽風はやや低速で、磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2013/10/20 10:08 更新
太陽のフレア活動はやや落ち着いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽のフレアの発生は、現在は比較的静かになっています。
昨日の夕方以降に、西の端の1861黒点群で
C1〜3程度のフレアが4回ほど発生しましたが、
黒点群が没してしまったので、活動は見えなくなりました。

一方、東側には、1875黒点群と、
新しく現れた1877黒点群が大きな姿を見せています。
X線の動画では、チカチカと小さい輝きが発生していて、
活動の規模が拡大する様だと注意が必要になるでしょう。


太陽風は、更に速度が下がり、
現在は320km/秒とだいぶ遅い風になっています。

27日周期の図の前周期(9月22〜23日頃)も、
速度は300km/秒くらいに下がって、
その後速度の小さい高まりが来ています。
今回もこれから同様の変化をたどるのかもしれません。

SDO衛星AIA193で見える北半球側のコロナホールは、
緯度が高いため地球へは影響が及びにくいのですが、
西側(右側)に進んで、
タイミングとしては良いくらいになっています。

磁気圏の活動は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。