宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 --- ---
7/23 --- ---
7/22 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
1793 5 β ---
1799 1 α ---
1800 9 βγ ---
1801 1 α ---
1802 2 β ---
1803 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 355 -0.3
-2 h 361 -2.1
-4 h 356 -0.9
-6 h 360 -1.1
-8 h 372 -2.2
-10 h 365 -0.8
-12 h 371 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
7/24 0.3 5x10^3
7/23 0.5 7x10^3
7/22 0.3 8x10^3
7/21 0.4 9x10^3
7/20 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/19 12:30 太陽風の速度が500km/秒台に上がりました。コロナホールの影響が始まった様です。
2013/ 7/20 12:55 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。
2013/ 7/21 07:45 太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。
2013/ 7/22 10:59 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
2013/ 7/23 12:22 太陽の反対側でCMEが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2013/ 7/24 11:27 更新
太陽風の速度は350km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒から350km/秒へ下がり、
より低速になっています。
磁場強度も5nTから3nTへやや弱まっています。
穏やかな太陽風が続いています。

磁気圏の活動も穏やかで、
AE指数のグラフは、小さい変化が所々に起きている程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の中心から西半球側へコロナホールが通過しています。
写真の中心部を切り出して、動画を掲載します。

コロナホールは、太陽の磁場が外へ向かって広がっている場所です。
磁力線に沿ってコロナが飛び出して行くため、
ガスが薄くなり、穴があいたように暗く見えるのです。
飛び出したコロナは速度の高い太陽風として周囲に広がって行きます。

このコロナホールから飛び出した太陽風は、
今、地球に向かっていると考えられます。
明後日くらいに地球に到達して、
太陽風に変化をもたらすかもしれません。


太陽は、目立ったフレアの発生はなく、静かです。
東端から現れた黒点には1801黒点群と番号が付けられましたが、
特に活動的でもないようです。




太陽の中央のコロナホールは、次第に西半球へ移動しています。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。