宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 --- ---
7/21 17:23 C3.1

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
1793 14 β ---
1799 1 α ---
1800 8 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 374 -1.3
-2 h 379 -1.9
-4 h 376 -0.3
-6 h 402 -0.9
-8 h 394 +1.6
-10 h 387 -0.2
-12 h 392 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
7/23 0.5 7x10^3
7/22 0.3 8x10^3
7/21 0.4 9x10^3
7/20 0.3 9x10^3
7/19 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/18 14:52 太陽風は低速で穏やかです。コロナホールの影響はまだ到来していません。
2013/ 7/19 12:30 太陽風の速度が500km/秒台に上がりました。コロナホールの影響が始まった様です。
2013/ 7/20 12:55 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。
2013/ 7/21 07:45 太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。
2013/ 7/22 10:59 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2013/ 7/23 12:22 更新
太陽の反対側でCMEが発生しています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽の反対側でCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C3カメラでは、
太陽全体を包むように広がるハロー型のCMEになっています。
ただし、この写真だけでは太陽のこちら側なのか、
向こう側なのかは分かりません。

そこで、太陽を地球から見て左手の奥から観測している
STEREO Ahead衛星の写真と比べます。
(衛星の位置を3枚目の図で紹介します。左上の青丸です)

2枚目の動画を見て下さい。
この写真では、地球は太陽の右方向にあります。
CMEの白いガスはその反対、左側に噴き出しています。

なかなか見事なCMEの噴出で、太陽のこちら側で発生していれば、
活発な磁気圏の擾乱をもたらしたかもしれません。


太陽では、この他には目立った活動は起きていません。
X線のグラフも静かで、ほとんど平坦になっています。

可視光写真では、東の端(左端)から新しい黒点が顔を出しています。


太陽風は、速度は370〜400km/秒とやや低速寄りです。
磁場強度は5nTと平均レベルで安定しています。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数は500nTの変化が1回発生している程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
小さい方のコロナホールがちょうど太陽の中心に来ています。

これから3日先くらいにかけて、
既に西に通り過ぎている細長いコロナホールや、
現在中心にあるコロナホールの影響が地球に到来するか注目して下さい。

それらの変動がなければ、穏やかな太陽風が続くでしょう。



7月も後半に入って、多くの学校は夏休みを迎えている様です。
(というのも鹿児島高専は8月9日まで授業なのです・・・)
子供たちの夏休みの自由研究のテーマになればと
かんたん宇宙天気ニュース」というページを立ち上げました。

内容が「かんたん」になっているかどうかは多少疑問が残りますが、
太陽のスケッチや黒点数、太陽風速度の記録を日々残して行くと、
1ヶ月後にはなかなか面白い資料ができあがるのではないかと思います。




SOHO衛星LASCO C3による、太陽の反対側で発生したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Behind衛星による、太陽の反対側のCMEの様子。地球は写真の右方向。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO衛星の位置。地球はしたの緑丸、Behind衛星は左上の青丸です。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。