宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:45)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/21 --- ---
7/20 12:33 C2.1
7/19 04:50 C2.3
02:53 C2.3

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
1791 1 α ---
1793 17 βγ C2
1796 1 α ---
1797 2 β ---
1798 1 α ---
1799 1 α ---
1800 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:37 427 +0.0
-2 h 439 +0.3
-4 h 468 -0.1
-6 h 479 +0.3
-8 h 499 +0.5
-10 h 521 +0.4
-12 h 552 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 -54 -/ -
-2 h -57 -/ -
-4 h -60 -/ -
-6 h -55 -/ -
-8 h -66 -/ -
-10 h -54 -/ -
-12 h -67 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
7/21 0.3 9x10^3
7/20 0.3 9x10^3
7/19 0.4 3x10^3
7/18 0.3 7x10^3
7/17 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/16 12:25 太陽風磁場の南向きは終わり、磁気圏も静かになりました。飛行機から撮影されたオーロラをどうぞ。
2013/ 7/17 12:39 コロナホールによる太陽風の乱れが近づいています。
2013/ 7/18 14:52 太陽風は低速で穏やかです。コロナホールの影響はまだ到来していません。
2013/ 7/19 12:30 太陽風の速度が500km/秒台に上がりました。コロナホールの影響が始まった様です。
2013/ 7/20 12:55 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態です。
最新のニュース

2013/ 7/21 07:45 更新
太陽風の速度は430km/秒に下がり、高速風は終わりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の昼、
20日12時(世界時20日3時)までは600km/秒台を保ちましたが、
以降、低下を始め、既に430km/秒と平均的な状態に戻っています。

27日周期の図を見ると、
前周期はさらに2日程度高速風が続いたのですが、
今回はあっさりと高速太陽風は終わってしまいました。

太陽風の磁場強度は3nT前後と弱まった状態で推移しています。
南北成分は、グラフの前半に南寄りが見られますが、
中盤以降は0nT付近と小さくなっています。

このため、磁気圏は静穏で、
AE指数のグラフは、中盤以降変化がありません。


太陽の北半球のコロナホールの影響は、
これで終わってしまったのかもしれませんが、
SDO衛星AIA193を見ると、
南半球の縦に伸びるコロナホールが太陽の中心に達しています。

このコロナホールは、27日前はこれよりもだいぶ淡く、
目立った影響はやって来ませんでした。
今回はどうなるでしょうか。
3日後くらいの太陽風に注目して下さい。


太陽は、昨日のニュースでお知らせした
C2.1の小規模フレア(発生は1793黒点群でした)以降、
特に活動は見られません。

南半球の1800黒点群の黒点が増えています。
発達の様子をSDO衛星の拡大写真で紹介します。
今後、フレアの活動を起こすようになるかもしれません。



1800黒点群の発達の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。