宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/31 --- ---
5/30 --- ---
5/29 --- ---

黒点  5/30 (NOAA)
磁場 フレア
1486 1 α ---
1488 8 β ---
1490 15 β ---
1492 9 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:59 436 +0.2
-2 h 421 +2.0
-4 h 436 +3.3
-6 h 422 +4.2
-8 h 408 +4.7
-10 h 420 +5.6
-12 h 424 +5.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -9 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
5/31 0.4 9x10^2
5/30 0.5 4x10^3
5/29 1.0 5x10^3
5/28 4.9 6x10^3
5/27 14.8 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/26 09:04 C1の小さなフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風は終わりつつあります。
2012/ 5/27 10:06 太陽ではCクラスの小さなフレアが起きています。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 5/28 12:15 太陽のフレア活動は静かになっています。太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も静かです。
2012/ 5/29 11:37 太陽の活動は概ね穏やかです。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2012/ 5/30 11:10 太陽の活動は穏やかです。太陽風は400km/秒台に戻っています。
最新のニュース

2012/ 5/31 09:10 更新
太陽風は平均的な速度です。コロナホールの大きな広がりが見えてきました。

担当 篠原

GOES衛星のX線グラフの強度が少し高まってきました。
太陽の東端の向こう側にある活動領域が、
こちらに近づいているためだと思います(1枚目の写真)。
どの様な領域が現われるのか注目してください。

太陽では、特に目立った活動はなく、穏やかな状態が続いています。


太陽風は、400〜440km/秒と平均的な速度が安定して続いています。
磁場強度も、8nT前後とやや強まった状態ですが、安定しています。
27日周期の図によると、
速度は少し上がっていますが、前周期の変化とよく似た状態です。
コロナホールの影響が始まるまで、このままの状態が続くのかもしれません。

そのコロナホールは、SDO衛星AIA193の写真で少しずつ姿を現しています。
今日の写真では、東側の半分ほどにまで進んでいます。
今後、太陽の中心まで3日、高速風の到来にもう3日程度と見積もると、
6月6日前後に影響が始まると予想できそうです。


磁気圏は、小中規模の活動が2〜3回発生していますが、
比較的穏やかな状態です。

ただし、太陽風磁場の強度がやや強まっているので、
南北成分が南向きに大きく振れるなどして、
磁気圏の活動を強める可能性があります。



GOES-15のX線カメラによる、今朝の太陽。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。