宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:30)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/23 10:48 C2.1
06:39 C2.4
05:52 C2.0
02:48 C1.7
4/22 22:59 C1.9
05:04 C1.8
4/21 10:26 C2.5
05:28 C1.7
01:34 C3.4

黒点  4/23 (NOAA)
磁場 フレア
1459 24 β C2
1460 13 β C2
1462 4 β C1
1465 16 β C3
1466 11 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 331 +2.7
-2 h 335 +2.3
-4 h 329 -2.1
-6 h 305 +0.7
-8 h 331 -3.1
-10 h 326 -3.9
-12 h 332 -3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
4/23 0.3 4x10^1
4/22 0.3 7x10^2
4/21 0.5 3x10^2
4/20 0.4 1x10^3
4/19 5.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/17 09:02 太陽の東端でM1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風になっています。
2012/ 4/18 10:54 太陽に黒点が増えています。太陽風磁場が南向きに大きく振れて、磁気圏の活動が強まりました。
2012/ 4/19 12:53 Cクラスのフレア活動が活発に起きています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 4/20 10:09 太陽の西の端でC7.0のフレアが発生しました。太陽風は低速風になり、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/22 09:25 小規模のフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。
最新のニュース

2012/ 4/23 11:30 更新
C1程度のフレアが続いています。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響で磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽では、1459黒点群でC1.2、1465黒点群でC1.3、C1.8、C1.7など、
C1前後と規模は小さいですがフレアの発生が続いています。
GOES衛星のX線カメラの動画を見て下さい。
この2つの群に限らず、あちこちで小さな活動が発生しています。
Mクラスの中規模フレアが発生する可能性も含めて、
引き続き注目して下さい。

また、黒点が比較的大きくなっているので、
肉眼で見つけることができるかもしれません。
日食用の太陽メガネを使って挑戦してはいかがでしょうか。
私は残念ながら直接は見つけることができませんでした。
3倍程に拡大すると(太陽専用品を使っています)、
1459、1465群が簡単に見えました。


太陽風は、330km/秒と低速風が安定して続いています。
磁場強度の10nT近い強まりは終わり、昨夜以降は5nTと平均的な値に戻っています。
磁場の南北成分は、ゆっくりと大きく南に振れる傾向が続いていて、
昨日のニュース以降も、AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。
昭和基地の全天カメラで、その活動の様子を見ることができます。

太陽風はこの後も低速風が続きそうです。
27日周期の図によると、今日くらいに再びセクターの切り替わりが到来しそうです。
その時に、太陽風の磁場が強まるなどの変化がやって来るかもしれません。
磁場が大きく南向きに振れると、活発なオーロラ活動も期待できます。




GOES-15のX線カメラによる、太陽の活発なフレア活動。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。