宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/30 01:36 C1.5
3/29 22:10 C5.0
20:45 C1.8
18:42 C7.8
06:42 C1.5
3/28 --- ---

黒点  3/30 (NOAA)
磁場 フレア
1438 4 β ---
1442 7 β ---
1443 2 β ---
1445 9 β ---
1447 2 α C2
1448 2 β ---
1449 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 333 -0.3
-2 h 323 -2.1
-4 h 329 -2.7
-6 h 349 -4.4
-8 h 351 +0.9
-10 h 330 -1.0
-12 h 337 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
3/30 0.4 8x10^2
3/29 0.4 6x10^2
3/28 0.3 6x10^2
3/27 0.4 8x10^2
3/26 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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衛星電子予測 (JAXA)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 3/25 19:06 太陽で小規模フレアが起きています。太陽風は平均的な速度です。
2012/ 3/26 18:36 太陽風は低速の風になりました。太陽の活動もC1.5のフレアが発生した程度です。
2012/ 3/27 13:32 太陽風は低速です。磁場が南寄りに変わり、オーロラ活動が少し強まっています。
2012/ 3/28 13:09 太陽風磁場が長時間南向きに強まり、活発な磁気圏の活動を起こしています。
2012/ 3/29 11:58 太陽風磁場の強まりは終わり、速度も低速になりそうです。磁気圏は穏やかになっています。
最新のニュース

2012/ 3/30 12:18 更新
太陽の東端に活動的な領域が近づき、Cクラスのフレアを起こしています。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日に続いて、角田桂子さんよりお送り頂いたアイスランドの写真を紹介します。
今日は、極域で見られ、高度20〜30kmと非常に高いところに発生する真珠雲です。
オゾン層の破壊との関係で名前を聞くこともあります。

太陽の光を受け、虹のようなとてもきれいな色をしています。
夜明けの写真だそうです。
美しい写真をありがとうございます。


昨夜、29日22時(世界時29日13時)に、
太陽の北半球東端でC5.0の小規模フレアが発生しました。
太陽の向こう側で活発に活動していた活動領域が、いよいよこちら側へ近づいているためです。
この領域は、今月の初めにXクラスのフレアを起こすなど
活発に活動していた1429黒点群の回帰です。

SDO衛星の可視光写真では、黒点の姿はまだ見えませんが、
白斑が少し見えています。
もうそこまで来ています。
今後、どの様な活動を起こすのか注目してください。


太陽風は、更に速度を下げて330〜340km/秒と完全に低速の風になっています。
磁場強度は5nTと平均的な強さです。

南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったり、
ゆっくりと変化しています。
その影響で、オーロラ活動もずっと静かだったものが、
今朝からAE指数で500nTくらいの弱い変化が発生しています。

磁場の南北成分は、現在はまた北寄りに変わりつつあり、
このままだと磁気圏はまた静かになりそうです。

基本的には、太陽風は今後も低速の穏やかな状態が続きそうです。



角田桂子さんによる、2008年2月1日にアイスランドで撮影された真珠雲。
(c) 角田桂子氏


角田桂子さんによる、2008年2月1日にアイスランドで撮影された真珠雲。アイスランドの旗とともに。
(c) 角田桂子氏


角田桂子さんによる、2008年2月1日にアイスランドで撮影された真珠雲。
(c) 角田桂子氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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