宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (18:36)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/26 15:16 C1.5
3/25 10:39 C2.6
09:15 C3.0
3/24 04:33 M1.0
01:15 C6.6

黒点  3/26 (NOAA)
磁場 フレア
1438 2 α ---
1440 2 α ---
1443 1 α ---
1444 7 β C3
1445 8 β M1
1446 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
18:25 367 +0.6
-2 h 357 -0.0
-4 h 354 -1.0
-6 h 368 +0.6
-8 h 371 +0.3
-10 h 375 +1.2
-12 h 375 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
18:30 -8 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
3/26 0.3 7x10^2
3/25 0.3 6x10^2
3/24 0.4 2x10^5
3/23 0.4 2x10^4
3/22 0.5 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 3/21 12:09 太陽風は平均的な速度になっています。太陽の活動も穏やかです。
2012/ 3/22 11:43 新しい黒点群が発生し、小規模フレアを起こしています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 3/23 08:46 太陽風に弱い変化が発生しています。太陽は穏やかの様です。
2012/ 3/24 13:24 太陽風は穏やかです。M1の中規模フレアが発生しています。
2012/ 3/25 19:06 太陽で小規模フレアが起きています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2012/ 3/26 18:36 更新
太陽風は低速の風になりました。太陽の活動もC1.5のフレアが発生した程度です。

担当 篠原

今日も夕方の更新になり申し訳ありません。
鹿児島に戻りましたので、明日からは通常の更新ができます。

太陽風は、昨日の夕方以降もゆっくりと速度が下がり、
400km/秒から、現在は360km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度も、3〜4nTとやや弱めの値です。
磁場の南北成分は北寄りに推移していて、磁気圏の活動も静かです。
AE指数のグラフはほとんど変化していません。

今後の太陽風ですが、
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真によると、
北半球側の真ん中右寄りに、小さいコロナホールが見えています。
この弱い影響が、28日、29日くらいに地球にやって来るかもしれません。
また、27日周期の図を見ると、29日前後にセクター境界が到来しそうです。
この切り替わりに関係して、太陽風の速度や磁場が強まる可能性もあります。

どちらも大きな乱れの要素ではありませんが、
28日以降、太陽風やオーロラ活動がどの様になるか注目してください。


太陽では、今日、26日15時(世界時26日6時)に、
1444黒点群でC1.4の小規模フレアが起きています。

現在はそれほど活発ではありませんが、
1444群や南東の1445群などで、
今後も小中規模のフレアが発生する可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。