宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:09)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 08:41 C1.7
3/20 06:55 C3.5
3/19 --- ---

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
1432 1 α C1
1433 2 β ---
1434 4 β C4
1435 3 β ---
1438 2 α ---
1439 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 416 +0.5
-2 h 420 +1.7
-4 h 425 -1.3
-6 h 430 -1.1
-8 h 424 +0.2
-10 h 432 -1.1
-12 h 432 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
3/21 0.4 5x10^4
3/20 0.4 5x10^4
3/19 0.5 5x10^4
3/18 0.5 4x10^4
3/17 1.2 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 3/14 10:37 M7.9の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2012/ 3/15 14:02 高速の太陽風が続いていました。明日くらいから次の擾乱が始まりそうです。
2012/ 3/16 10:38 太陽風の乱れが到来し、活発な磁気圏活動が発生しました。ニュージーランドのオーロラをご覧下さい。
2012/ 3/19 16:04 高速の太陽風が続いています。太陽の活動は穏やかです。
2012/ 3/20 11:26 太陽風の速度は下がり、高速風は終わりつつあります。太陽も概ね静穏です。
最新のニュース

2012/ 3/21 12:09 更新
太陽風は平均的な速度になっています。太陽の活動も穏やかです。

担当 篠原

2011年と2012年3月までのアクセス状況について報告ページを作成しました。
上のボタン [ 特別記事 ] → [ 2011年のアクセス状況 ]
どうぞご覧ください。

太陽風の速度は、昨日の450km/秒から現在は420km/秒へゆっくり下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度も3nTにやや弱まったままです。

太陽風の弱まりとともに、磁気圏のオーロラ活動も弱まっています。
AE指数の変化もだいぶ小さくなりました。

その様な状況ですが、ノルウェー・トロムソの全天カメラが捉えた
オーロラの変動を動画で紹介します。
過去の記録を見ると、トロムソの観測期間もそろそろ終わりの様です。
オーロラが紹介できるのも今回までで、次の冬までお休みになるかもしれません。
夕暮れから始まって、長めの時間幅で動画を作ってみました
(ファイルサイズが大きいです)。


この後、太陽風は400km/秒前後の穏やかな状態が続きそうです。
27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが近いようです。
これを越える時に、太陽風の速度や磁場強度が、
前周期の2月22日の様に多少強まるかもしれません。
変化は長く続かず、すぐに弱まるでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルが続いています。
太陽風が穏やかになると、今後の減少はとてもゆっくりです。
今後も1週間くらい高い状態が続く可能性があります。


太陽は、今朝、21日9時(世界時21日0時)に、
西の端に没しかけている1432黒点群で
C1.1の小規模フレアが発生しました。

また、東端から新しく1438黒点群が顔を出しています。
大きさは小さそうですが、活動度はどうでしょうか。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。