宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:32)
昨日、C3.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/10 --- ---
12/ 9 22:03 C3.2
12/ 8 05:08 C2.8

黒点 12/10 (NOAA)
磁場 フレア
1362 1 α ---
1363 3 β ---
1364 3 β C1
1365 1 α ---
1366 2 β ---
1372 6 β ---
1373 5 β ---
1374 2 α C3
1375 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 419 -4.5
-2 h 397 -3.0
-4 h 383 -1.0
-6 h 357 -3.4
-8 h 323 +4.6
-10 h 315 +7.2
-12 h 311 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -20 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
12/10 0.3 2x10^2
12/ 9 0.3 5x10^2
12/ 8 0.4 8x10^2
12/ 7 0.5 6x10^2
12/ 6 0.5 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/ 5 11:19 太陽風の速度はやや下がり、コロナホールの影響は終わりそうです。
2011/12/ 6 11:14 C7の小規模フレアが発生しています。太陽風は低速になり、オーロラの活動も静かです。
2011/12/ 7 12:57 太陽風はかなり低速になり、磁気圏はとても静かです。フレアの発生もなくなっています。
2011/12/ 8 09:51 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風もかなり低速で、磁気圏も静かです。
2011/12/ 9 13:19 太陽に黒点群が11個見えています。フレア活動はなく、太陽風も低速で穏やかです。
最新のニュース

2011/12/10 14:32 更新
太陽風の速度が400km/秒に上がり、もう一段上昇するかもしれません。

担当 篠原

今日の早朝より、太陽風の速度が上昇を始め、
それまでの300km/秒から、現在は400km/秒を超えるくらいに高まっています。
速さとしては平均レベルの値ですが、目立った上昇の変化になっています。

NOAA/SWPCのレポートによると、コロナホールの影響と考えているようです。
数日前のSDO衛星AIA193の写真では、
はっきりとしたコロナホールは見えなかったのですが、
太陽の中央付近がぼんやりと暗くなっていたので、
その影響なのかもしれません。

速度が上がり始める頃には、磁場強度も10nTに強まっていました。
現在も7nTほどとやや強めの状態です。
このため、速度の上昇はもうしばらく続くかもしれません。

磁気圏のオーロラ活動は、小規模の変化が見られる程度です。
しかし、速度が高まってきたことから、ここ2〜3日は期待できるかもしれません。


太陽では、南東(左下)の1374黒点群でC3.1の小規模フレアが発生しました。
しかし、目立ったフレア活動はこれだけで、全体的には穏やかな状態です。


今夜は皆既月食です。
鹿児島は北風が強く、雲の多い空です。
雲の間からでも皆既の赤い月を見られるといいのですが。
寒さにお気をつけてご覧ください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。