宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:19)
今日、C4.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 00:49 C4.9
12/ 4 --- ---
12/ 3 07:00 C1.7

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1358 3 β ---
1361 7 β ---
1362 17 β C5
1363 30 βγδ C1
1364 1 α ---
1365 12 β ---
1366 1 α ---
1367 3 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:04 394 -0.9
-2 h 409 -0.9
-4 h 425 -1.1
-6 h 440 +1.3
-8 h 448 +1.5
-10 h 454 +0.5
-12 h 451 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
12/ 5 0.3 7x10^2
12/ 4 0.4 6x10^2
12/ 3 0.3 4x10^2
12/ 2 0.4 8x10^1
12/ 1 0.6 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/30 13:14 太陽風はやや高めの状態で、オーロラも時々発生しています。
2011/12/ 1 10:49 太陽風磁場が長時間南向きになり、磁気圏のオーロラ活動が強まりました。
2011/12/ 2 12:49 太陽の東西にCMEが噴出しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏の活動は小さくなっています。
2011/12/ 3 09:32 太陽風磁場がやや強まって、弱いオーロラが発生しています。太陽は穏やかです。
2011/12/ 4 11:36 太陽のフレア活動は穏やかです。小規模のオーロラ活動が続いています。
最新のニュース

2011/12/ 5 11:19 更新
太陽風の速度はやや下がり、コロナホールの影響は終わりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝、460km/秒から390km/秒へ下がってしまいました。
コロナホールの影響は終わりつつある様です。
磁場強度も、3〜4nTとやや弱まった状態になっています。

磁気圏では、AE指数300〜400nTの
小規模のオーロラ活動が2回ほど発生しています。

太陽風が弱まってきたことから、
磁気圏は今後、更に穏やかになるでしょう。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールはすっかり西の端に遠ざかっています。
これに続くコロナホールは、STEREO Behindを含めても特に見られず、
フレアなどの突発現象が起きなければ、当分穏やかな太陽風が続きそうです。


その太陽は、深夜、5日1時(世界時4日16時)に、
太陽の中央やや北西(右上)の1362でC4.8の小規模フレアが起きた程度で、
全体的にはフレア活動は静かでです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。