宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:14)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 08:20 C7.0
04:03 C2.5
00:14 C4.8
12/ 5 22:40 C3.7
16:48 C2.9
12:09 C2.0
00:49 C4.9
12/ 4 --- ---

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1361 10 β ---
1362 19 β C5
1363 35 βγ C5
1364 1 α ---
1365 16 β ---
1366 1 α C2
1367 4 β C1
1368 5 β ---
1369 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 336 -0.0
-2 h 340 -0.1
-4 h 341 +0.7
-6 h 349 -0.9
-8 h 352 +1.4
-10 h 355 -0.6
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
12/ 6 0.4 7x10^2
12/ 5 0.3 7x10^2
12/ 4 0.4 6x10^2
12/ 3 0.3 4x10^2
12/ 2 0.4 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/ 1 10:49 太陽風磁場が長時間南向きになり、磁気圏のオーロラ活動が強まりました。
2011/12/ 2 12:49 太陽の東西にCMEが噴出しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏の活動は小さくなっています。
2011/12/ 3 09:32 太陽風磁場がやや強まって、弱いオーロラが発生しています。太陽は穏やかです。
2011/12/ 4 11:36 太陽のフレア活動は穏やかです。小規模のオーロラ活動が続いています。
2011/12/ 5 11:19 太陽風の速度はやや下がり、コロナホールの影響は終わりそうです。
最新のニュース

2011/12/ 6 11:14 更新
C7の小規模フレアが発生しています。太陽風は低速になり、オーロラの活動も静かです。

担当 篠原

太陽の中心から南寄り(下側)にある1363黒点群の活動度が少し上がり、
Cクラスの小規模フレアを連続して起こしています。
6日0時(世界時5日15時)のC4.7に続いて、今日の早朝にC2.5、
そして、先ほど、6日8時半(世界時7日23時半)にはC7.0のフレアを起こしています。

黒点群としては衰えていきそうな様子も見えますが、
今後の活動に注目してください。

また、南東(左下)の端近くに新しく現われた1368黒点群も、
小さいながらフレアの活動が見られます。


太陽風は、昨日のニュース以降も速度は下がり続け、
現在は340km/秒とすっかり低速風に変わっています。

磁場強度も4nTから3nTに下がり気味で、やや弱めの状態です。

磁気圏のオーロラ活動も穏やかで、
AE指数は全く変化していません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真には、
コロナホールは全く見られず、この後も低速の穏やかな太陽風が続くでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。