宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/19 --- ---
3/18 --- ---
3/17 --- ---

黒点  3/18 (NOAA)
磁場 フレア
1169 2 α C4
1173 11 β ---
1174 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:46 376 +0.8
-2 h 373 +0.7
-4 h 374 +2.5
-6 h 364 +1.4
-8 h 350 +2.0
-10 h 363 +0.6
-12 h 361 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
3/19 0.3 3x10^2
3/18 0.5 6x10^2
3/17 0.7 6x10^2
3/16 0.4 5x10^2
3/15 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/14 13:55 500km/秒台の高速太陽風が続いています。
2011/ 3/15 10:53 M4.2の中規模フレアが発生しています。太陽風の速度が再び上昇しています。
2011/ 3/16 13:23 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかになりつつあります。
2011/ 3/17 11:04 C3の小規模フレアが発生し、CMEが横方向に飛び出しています。太陽風は低速です。
2011/ 3/18 10:56 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は静かになっています。
最新のニュース

2011/ 3/19 08:54 更新
太陽に新しい黒点群が発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。

担当 篠原

一昨日のニュースで紹介した1169黒点群の様子を、
今日は、SDO衛星AIA304の動画で紹介します。
X線強度がC3レベルに高まるとともにループプロミネンスの美しい輝きが発生し、
その変化が長い時間続いたまま1169黒点群は西の端に没して行きました。
その様子を見ることができます。

今日の太陽では、北半球の中央部に新しい黒点が発生しています。
1175黒点群と番号が付けられています。

今のところは特にフレア活動はなく、X線のグラフは静穏です。
しかし、1175群が更に発達するかどうか、しばらく注目する必要があるでしょう。

また、その左上にもう一つ、黒点群が発生するかもしれません。


太陽風は、磁場強度が4nTへ下がり、磁場の強まりも落ち着きました。
速度は380km/秒とやや低速のままで安定しています。
太陽風は、もうしばらくこのまま落ち着いた状態が続きそうです。

太陽風磁場の南北成分は、引き続き北寄りの傾向が続いています。
このため磁気圏はとても静かで、AE指数は全く変化していません。

今後の予想ですが、SDO AIA193の太陽コロナを見ると、
太陽の中心を北から南に縦に細長いコロナホールが通っています。
今日の写真でほぼ中央に来ているので、3日後の22日頃に影響が見られそうです。
ただし、コロナホールはあまり濃くはなく、幅も細いので、
太陽風の乱れは小規模でしょう。

この変化を過ぎると、静かな太陽風に戻り、一週間程度は続きそうです。



C3フレア以降西へ没して行った1169黒点群の様子。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。