宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/20 --- ---
8/19 --- ---
8/18 13:41 C4.6

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
1100 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:47 330 +0.2
-2 h 328 -0.2
-4 h 327 -0.7
-6 h 335 -1.1
-8 h 335 -0.8
-10 h 335 -1.0
-12 h 337 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
8/20 0.4 6x10^2
8/19 2.8 8x10^2
8/18 4.1 1x10^3
8/17 0.4 1x10^3
8/16 0.9 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/15 14:23 1099黒点群でC4.4の小規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。
2010/ 8/16 13:46 1099黒点群は、C5.4の小規模フレアを起こしました。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2010/ 8/17 10:12 1099黒点群の活動は続いていますが、そろそろ西に没します。太陽風は穏やかです。
2010/ 8/18 11:06 380km/秒の穏やかな太陽風が続いています。1099黒点群は西に没しました。
2010/ 8/19 10:14 西に沈んだ1099黒点群で、C4.5のフレアが発生しました。太陽風は低速風です。
最新のニュース

2010/ 8/20 09:58 更新
太陽は穏やかです。太陽風の速度は320km/秒まで下がっています。

担当 篠原

活動的だった1099黒点群が西に没していき、太陽は静かになっています。
X線のグラフは変化が見られなくなり、全体の強度も下がっています。

可視光写真では、西側の1098黒点群、東側の1100黒点群、
どちらも黒点が見えなくなっています。
2カ月ぶりに無黒点の日となるかもしれません。

ただし、STEREO Aheadによると(動画)、
1099黒点群は太陽の向こう側で、現在も活動的な状態を続けています。
この様に、幅広く太陽を監視できるようになったことは、本当に素晴らしいです。


太陽風は、更に速度が下がり、320km/秒とだいぶ遅い風になっています。
磁場強度も、3nTと弱めの状態です。

太陽風磁場が南寄りになっていたため、
小さなオーロラ活動がAE指数に記録されていますが、
太陽風の速度がこれだけ遅く、磁場も弱めなので、オーロラ活動も小さな変化です。


このまま、22日頃までは穏やかに過ぎていくでしょう。
そして、27日周期の図によると、23日頃から高速風が始まりそうです。

発生源のコロナホールは、SOHO EIT195によると、
次第に太陽の中心へ進み、先頭は中心線に達しつつあります。
と言っても、先頭はずいぶん細く、
高速風の始まりは前周期よりも少し遅れるかもしれません。




SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。