宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/14 --- ---
8/13 --- ---
8/12 --- ---

黒点  8/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 332 -1.3
-2 h 333 -0.2
-4 h 339 -0.7
-6 h 330 -1.9
-8 h 335 +0.3
-10 h 334 -0.7
-12 h 349 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -8 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
8/14 0.6 5x10^1
8/13 0.6 4x10^1
8/12 0.6 6x10^1
8/11 0.5 8x10^1
8/10 0.5 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 8/ 9 13:16 太陽風の速度は420km/秒に下がりました。磁気圏も静穏です。
2009/ 8/10 10:09 400km/秒の穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点が続いています。
2009/ 8/11 09:26 太陽風は低速になり、磁気圏もたいへん静かです。これから1週間程度、静かに過ぎて行きそうです。
2009/ 8/12 12:15 速度350km/秒の穏やかな太陽風が続いています。低速風は6日くらいは続くでしょう。
2009/ 8/13 11:06 穏やかな太陽風が続いています(速度360km/秒)。太陽も無黒点が続いています。
最新のニュース

2009/ 8/14 10:16 更新
330km/秒と低速の太陽風が続いています。弱い南向き磁場の影響で、磁気圏も小さくざわついています。

担当 篠原

低速の太陽風が続いています。
速度はもう一段下がって、330km/秒になっています。
磁場強度は3nTと、こちらも弱めです。


太陽風磁場の南北成分は、-2nTくらいと、弱いながらも南寄りの傾向が続いています。
このためでしょう、100〜200nTと振幅はとても小さいのですが、
AE指数のグラフは終始ざわついた変化になっています。

この様に活動が弱い時は、オーロラの活動は普段よりも高緯度側に移動する傾向があります。
こうなると、AE指数の変化は必ずしも正しくはなく、実際には、
より高緯度域でもう少し活発な変動が発生しているのかもしれません。


穏やかな状態は、もう4日くらいは続きます。

SOHO EIT195は、今日も更新されています。
太陽の中心から北東(左上)寄りに、
かろうじてコロナホールの暗い筋が見える様です。


太陽は無黒点が続いている様です。
8月も前半が終わりつつあります。
この勢いだと、今月の無黒点日は再びかなり高い数値になるのかもしれません。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。14日5時半(世界時13日20時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。