宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 --- ---
8/11 --- ---
8/10 --- ---

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 353 +1.1
-2 h 352 +1.0
-4 h 349 +1.4
-6 h 350 -1.9
-8 h 345 -1.9
-10 h 344 -2.8
-12 h 345 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -2 -8/ 5
-2 h -3 -2/ 10
-4 h -6 -1/ 3
-6 h -6 0/ 6
-8 h -7 4/ 5
-10 h -5 1/ 3
-12 h -3 3/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
8/12 0.6 6x10^1
8/11 0.5 8x10^1
8/10 0.5 4x10^1
8/ 9 0.6 2x10^1
8/ 8 0.8 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 8/ 7 12:26 500km/秒の高速風がやって来ました。2機のSTEREO衛星によるCMEの動画を掲載します。
2009/ 8/ 8 10:46 500km/秒付近の高速風が続いています。もうしばらく続きそうです。
2009/ 8/ 9 13:16 太陽風の速度は420km/秒に下がりました。磁気圏も静穏です。
2009/ 8/10 10:09 400km/秒の穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点が続いています。
2009/ 8/11 09:26 太陽風は低速になり、磁気圏もたいへん静かです。これから1週間程度、静かに過ぎて行きそうです。
最新のニュース

2009/ 8/12 12:15 更新
速度350km/秒の穏やかな太陽風が続いています。低速風は6日くらいは続くでしょう。

担当 篠原

低速の穏やかな太陽風が続いています。
速度は、昨日から350km/秒で安定しています。
磁場強度は、3nT前後でやや弱めです。

磁気圏も概ね静穏です。
昨夜、太陽風の磁場が6時間ほど南寄りになった影響で、
300nTほどの小さなオーロラ活動が、AE指数に記録されています。
これ以外は全く平坦です。


穏やかな太陽風は、このまま17日までは続くでしょう。

STEREO Behindの太陽コロナ写真では、北半球に見えるコロナホールが、
太陽の中心線に達しています。
しかし、コロナホールはかなり淡く、
この様子では、高速風の影響は一段と小さくなりそうです。
18,19日頃に影響が始まると予想しています。


太陽も静穏です。
X線のグラフには全く変化がなく、黒点も見られないそうです。
STEREO衛星のコロナ写真では、Behind、Aheadともに明るい領域は見られません。



STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。12日5時(世界時11日20時)
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。