宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/19 --- ---
11/18 --- ---
11/17 --- ---

黒点 11/19 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:29 387 +0.4
-2 h 397 +0.5
-4 h 410 -0.7
-6 h 411 -0.2
-8 h 411 +0.6
-10 h 407 +1.0
-12 h 389 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
11/19 0.6 9x10^2
11/18 0.6 8x10^2
11/17 0.5 7x10^2
11/16 0.5 5x10^2
11/15 0.6 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2007/11/14 10:39 高速の太陽風がやって来ました。630km/秒に上昇しています。
2007/11/15 11:36 600km/秒台の高速太陽風が続いています。一時的にオーロラが活発化しています。
2007/11/16 10:19 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動は小規模です。
2007/11/17 11:06 高速太陽風が終わりに近づいています。速度が500km/秒に下がりました。
2007/11/18 12:05 太陽風は通常の速度に戻りました。明後日まで、静穏に過ぎて行くでしょう。
最新のニュース

2007/11/19 12:39 更新
通常の速度で安定した太陽風が続いています。磁気圏はとても静かです。

担当 篠原

400km/秒と、通常の速度で安定した太陽風が続いています。
磁場強度も、4nTと普通の強さのままです。

磁気圏もとても穏やかで、
AE指数、シベリア磁場データとも全く変化がありません


高速風から抜けた後も、速度が下がりきって低速風にならないという変化は、
27日前の前周期の様子と似ています。
太陽風は、現在の安定した状態を明日くらいまで保ちそうです。
磁気圏も同様に静穏なままでしょう。

今日は、STEREOの太陽コロナ写真を掲載しています。
地球と衛星の位置関係から、1日先の太陽の様子を見ていることになります。
太陽の南半球側に、大きくカーブを描いてコロナホールが伸びています。
ここの影響が、21日か22日にやって来るでしょう。

そこから、再び高速の太陽風が始まります。
27周期の図で10月25日から30日にかけての変化の回帰です。


太陽は無黒点のままです。
太陽写真には、黒点群の番号だけが残っています。
X線のグラフは非常に静かです。



STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。19日7時(世界時18日22時)
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。