宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
カナダ磁場 (CANOPUS)
オーロラ帯 (CARISMA)
オーロラ(衛星) (NICT)
Alaskaカメラ (SALMON)
カナダカメラ (CANOPUS)

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/10/ 9 13:33 太陽風速度は440km/秒まで減速しました。磁気圏は静穏です。
2006/10/ 9 13:35 太陽風速度は440km/秒まで減速しました。磁気圏は静穏です。
2006/10/10 11:29 太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。
2006/10/10 11:32 太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。
2006/10/11 13:13 太陽風は減速を続けています。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2006/10/12 11:14 更新
太陽風速度は、330km/秒まで減少しました。太陽風のセクター境界が通過しました。

担当 北村

太陽風の速度はさらに減速を続けており、現在は330km/秒まで下がっています。

8時UT頃から太陽風磁場に変化が見られます。磁場強度(白い線)が増大しており、
分かりにくいですがphi(水色の線)が0,360ど付近から180度付近に変化しています。
これは、太陽風磁場が太陽向きから地球向きに変化する境界面でセクター境界と呼ばれ
ています。セクター境界の通過は、太陽面に遡ると太陽風が吹き出す領域が異なってきた
証拠ですので、高速太陽風の到来が近づいている前兆でもあります。

いつもとは変わって、今日はSOHO EIT195の画像を挙げています。
284では分かりにくかったコロナホールがこちらの画像では
やや見やすくなっています。西側(向かって右)に暗い領域が見えますが、
同時に活動領域も同じあたりに現れています。
あと、1-2日程度でこの領域から噴出している太陽風が地球に到来します。

今のところ、AE指数やシベリア磁場データは静穏で、目立ったオーロラ
活動は見られません。
GOESX線のグラフでも、フレアーの発生は確認できません。




SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT


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