宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
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EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/10/ 7 12:57 太陽風は320km/秒程度の低速状態です。静止軌道の高エネルギー電子は警戒レベルから安全レベルを脱しました。
2006/10/ 7 12:59 太陽風は320km/秒程度の低速状態です。静止軌道の高エネルギー電子は警戒レベルを脱しました。
2006/10/ 8 12:09 太陽風速度が上昇しました。磁気圏がやや荒れています。
2006/10/ 9 13:33 太陽風速度は440km/秒まで減速しました。磁気圏は静穏です。
2006/10/ 9 13:35 太陽風速度は440km/秒まで減速しました。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2006/10/10 11:29 更新
太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。

担当 篠原

太陽風速度は緩やかに減少しながら、現在は400km/秒程度で推移しています。
太陽風磁場の南北成分(赤い線)は概ね北向(正の値)が続いており、太陽風の
エネルギーが磁気圏に入りにくい状態です。

AE指数は、200nT程度の非常に静穏な状態が継続しており、オーロラの活動は
みられません。シベリア磁場データも非常に静穏な状態を示しています。

SOHO EIT284の画像を見ると、明るい活動領域は西の端(向かって右側)へ
移動しています。GOESのX線のグラフを見る限りでは、もともと非常に
活動度の低い活動領域でしたので、今後さらにX線フレアー等の発生は
少なくなると思われます。

明るい活動領域のやや東側(向かって左側)のうっすら暗い部分が
前周期での高速太陽風の領域に相当する位置だと思われます。
この領域が、西側に回って来たときに地球近傍で高速太陽風が
観測されると思われます。
前周期と比較すると、13-14日くらいになりそうです。






SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT


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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。