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2024/11/14 12:19 更新 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、速度が330km/秒から310km/秒へ下がり、 より低速になっています。 磁場強度は、5nTと10nTの間をゆっくりと上下しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールは北西側(右上)に進んでいますが、 速度の高まりは発生していません。 遅れて始まるのか、このまま変化は見られないのか、 引き続き注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 -7nT程度の強い南向きの変化が2回発生しています。 速度が下がっているため影響は限定的で、 AE指数は、500nTの変化が発生した程度で、 現在も穏やかな状態です。 太陽は、中心部の南西側(右下)に進んだ3889黒点群で、 C5.7の小規模フレアや、 M1.7の中規模フレアが発生しています。 その他は、全体的に黒点が少なくなっていて、 太陽は穏やかな状態になっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース gate io login 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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