宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:33)
今日、M2.5の中規模フレアが発生しました。
また、X2.3の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 7 11:58 C4.4
11:05 C7.5
10:16 M2.5
08:45 M1.6
08:24 M1.2
07:45 M1.1
07:21 C5.5
05:39 M1.3
04:59 C7.1
03:29 M1.1
02:38 M1.0
02:12 M1.2
00:50 M1.7
11/ 6 23:27 M5.3
23:11 M2.8
22:29 X2.3
21:48 M1.2
21:27 C7.1
20:48 M1.6
20:27 C7.4
17:45 M5.8
16:48 M2.9
15:56 C7.5
15:22 C6.7
12:58 C7.9
12:01 M1.2
11:31 M1.1
10:22 C6.0
07:32 C9.6
04:21 C6.8
00:09 M4.1
11/ 5 23:00 M2.9
22:29 M1.2
21:03 C6.7
20:23 C7.2
18:11 M1.0
17:22 C8.0
15:37 M2.6
13:37 C7.4
12:52 C8.7
10:16 C7.8
04:28 C4.7
00:26 M5.5
00:03 M1.3

黒点 11/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3878 4 β C7
3879 1 α ---
3881 7 β ---
3883 24 βγδ X2
3884 1 α ---
3886 28 βγ C7
3887 8 β M6
3888 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 396 -1.9
-2 h 397 +1.4
-4 h 393 -0.2
-6 h 391 -0.5
-8 h 409 -0.4
-10 h 433 -0.1
-12 h 451 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
11/ 7 0.2 2x10^2
11/ 6 0.2 3x10^2
11/ 5 0.6 2x10^2
11/ 4 1.4 4x10^2
11/ 3 3.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/ 2 13:24 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2024/11/ 3 13:59 太陽風は平均的な速度が続いています。
2024/11/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動がやや強まっています。
2024/11/ 5 12:30 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。10月の黒点相対数は 166.4 でした。
2024/11/ 6 12:04 太陽風は平均的な状態です。3883群の活動がやや高まっています。
最新のニュース

2024/11/ 7 12:33 更新
X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨夜遅く、6日22時半(世界時6日13時半)に、
太陽の中心部南側の3883黒点群で、
X2.3の大規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3883群の活動の高まりは、
昨日のニュースでも紹介しましたが、
その後、M2.9、M1.5と中規模フレアが続き、
Xフレアの発生になりました。

SOHO衛星の動画を参照すると、
このフレアで、目立つ規模のCME(コロナ質量放出)は
発生していません。

また、南東の端に新しく現れた黒点群も、
M5.3、M2.5など、中規模フレアを次々に起こしています。
こちらの活動にも注目して下さい。


太陽風は、速度が450km/秒から400km/秒に少し下がっています。
平均的な状態です。
磁場強度は、4〜5nT程度で推移しています。

磁場の南北成分は、弱い南寄りから、0nT付近になり、
磁気圏の活動は、AE指数を見ると、
グラフの途中までは500nT程度の変化が続いていますが、
以降は変化が少なくなっています。

太陽風のグラフの最後で磁場は南向きに変化していますが、
この後の傾向はどの様になるでしょうか。



3883黒点群で発生した、X2.3の大規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。