宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
今日、M2.8の中規模フレアが発生しました。
また、M9.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 09:26 C5.0
08:07 M2.8
05:11 C4.9
00:26 C7.4
10/27 22:07 C9.8
21:34 C7.9
20:26 C4.3
14:20 C7.6
12:18 C8.3
07:30 C9.7
04:24 C7.5
02:46 C8.7
02:07 C7.5
10/26 23:07 M1.6
20:57 M2.8
14:58 M9.5
13:01 C3.9
11:13 C4.5
03:53 C3.2

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
3863 5 β ---
3866 2 β ---
3868 1 α ---
3869 15 βγ C8
3870 2 β ---
3872 12 βγδ C8
3873 5 β X2
3874 10 β C7
3875 7 β ---
3876 14 β C8
3877 1 α ---
3878 4 β M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 415 -3.8
-2 h 410 +1.3
-4 h 414 +0.1
-6 h 406 +0.4
-8 h 419 -2.5
-10 h 420 -0.5
-12 h 429 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -19 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -28 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 216 3x10^1
10/28 273 2x10^2
10/27 262 4x10^2
10/26 3 2x10^2
10/25 1 2x10^2
10/24 0 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/23 12:44 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏活動はやや強まりました。
2024/10/24 12:57 低速の太陽風が続いています。X3.0に達する大規模フレアが発生しました。
2024/10/25 08:37 昨日の大規模フレアはX3.3になりました。CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2024/10/26 08:11 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2024/10/27 09:51 太陽風磁場の強まりが到来しています。X1.8の大規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2024/10/28 12:14 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。次の太陽風の乱れが近付いています。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3で、
太陽に接近する小型の彗星が見えています。
右下から太陽に向かう様子を動画で紹介します。


太陽風の速度は、
450km/秒から400km/秒へ少し下がっています。
平均的な状態です。
20nTに強まっていた磁場強度は、
昨日のニュース以降はゆっくりと低下して、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤から弱い南寄りになっています。
このため、磁気圏の活動はやや高まって、
AE指数は、グラフの途中から
500nT前後の中規模の変化が続いています。

昨日のニュースで紹介したように、
26日に発生したX1.8大規模フレアによる太陽風の乱れが、
これからやって来ると考えられます。
太陽風の速度や磁場強度が高まって、
磁場が南向きに強まると、磁気圏の活動は活発になります。
今後の推移に注目して下さい。


太陽は、北東の端(左上)に現れた3878黒点群で、
C7.9やM2.8の小規模、中規模フレアが発生しています。

また、中心部南側(下側)の3869群でC9.8、
中心部北側(上側)の3874群でC7.4
などの小規模フレアも発生しています。

規模は特に大きくはありませんが、
あちこちで活動が発生しています。



右下側から太陽に接近する小型の彗星が見えています。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。