宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:47)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 9 14:39 M1.5
13:30 M1.2
11:33 C9.7
08:03 C5.0
07:14 C4.7
00:11 M1.5
9/ 8 14:24 C2.2
13:31 C3.4
06:13 C7.2
04:35 C4.9
02:38 C4.4
02:13 C3.7
01:07 C5.0
9/ 7 23:06 C4.9
14:22 C3.9
13:33 C5.2
12:20 C5.9
11:09 C4.8
09:41 C5.1
05:45 C7.3
05:21 C6.1
04:11 C8.0
01:04 C7.0

黒点  9/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
3806 10 β C8
3808 4 β C3
3811 9 βγ C5
3813 10 βγ M2
3814 10 βγ C5
3815 5 β M2
3816 1 β ---
3818 3 β ---
3819 8 β ---
3820 1 α ---
3821 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 380 +6.2
-2 h 371 +0.4
-4 h 341 -2.8
-6 h 336 -4.1
-8 h 340 -2.9
-10 h 344 +1.0
-12 h 344 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -21 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 2x10^1
9/ 9 1.0 3x10^2
9/ 8 1.2 3x10^2
9/ 7 1.6 3x10^2
9/ 6 2.3 3x10^2
9/ 5 3.7 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 9/ 4 05:36 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
2024/ 9/ 5 09:41 太陽風の乱れが到来して、磁場強度が強まりました。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/ 9/ 6 06:56 太陽風はやや低速になっています。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
2024/ 9/ 7 03:47 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 9/ 8 17:50 太陽風は低速の状態です。CMEが発生して、影響が地球へ到来する可能性があります。
最新のニュース

2024/ 9/ 9 14:47 更新
太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。8月の黒点相対数は 215.5 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、8月の黒点相対数は 215.5 と発表されました。
7月の 196.5 をさらに上回り、
現在の第25期の最高値を更新しました。
とうとう200を超えたので、
1枚目の図は縦軸を250まで伸ばしています。
(ついでに横軸も2028年まで広げています)

月平均値がこの値に達したのは、
2001年9月の 238.2 以来で、23年ぶりです。
また、第23期全体で見ても 215.5 以上の月は、
他に2000年3月の 217.7 と 2000年7月の 244.3 と、
計3回だけです。

可視光写真の動画を見ると、
黒点の多い状態がずっと続いています。
1日値で調べると、200以上の日は22日と71%に達しています。
7月の場合は、13日、42%と一段低い割合に留まっていました。

黒点相対数の高まりは今後どの様に推移するでしょうか。
引き続き注目してください。



太陽では、9日11時(世界時9日2時)頃に、
西の端(右端)でM1.0の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

また、CME(コロナ質量放出)が太陽の右側に飛び出しています。
横向きなので、地球への影響はないでしょう。


太陽風は、速度は350km/秒で推移して、
グラフの最後で380km/秒に少し上がっています。
磁場強度は、7nTから10nTに上がって、
少し強まっています。

磁場の南北成分は、南を向いたり、北を向いたり、
時間とともに変化していますが、
速度が下がってるため、磁気圏への影響は小さく、
AE指数は、磁場が南寄りになった時間帯に
小規模の変化が発生している程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北東側(左上)にコロナホールが見えています。
緯度が高いので、地球への影響は小さそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。8月の黒点相対数は 215.5 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


8月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の西の端で発生したM1.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。