宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:20)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、X1.3の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 07:54 C6.7
05:33 C9.7
04:48 C9.9
02:17 C7.2
01:56 C6.9
00:11 M1.2
8/10 23:14 M1.3
21:25 C7.9
20:51 C7.0
20:30 C5.6
18:49 C6.1
17:52 C8.2
16:22 C8.9
13:05 M1.6
11:16 M5.3
09:52 M1.3
09:28 C6.9
08:46 M1.1
06:11 M4.5
05:29 M1.0
04:32 C6.2
02:44 C7.1
00:40 C7.2
8/ 9 23:40 C7.5
23:15 C7.6
22:55 C6.2
22:07 C9.0
21:37 M1.0
21:20 C7.5
20:56 M1.4
19:48 M1.2
18:37 C6.3
18:06 C6.8
14:30 C8.3
13:15 C5.2
11:56 C5.9
07:46 M1.2
04:04 X1.3
03:41 C6.1
02:18 C6.4
00:03 C6.1

黒点  8/10 (NOAA)
磁場 フレア
3772 8 α ---
3774 51 βγ M5
3775 4 β ---
3777 56 βγ X1
3780 12 βγ M5
3781 14 βγ M1
3782 11 βγ M1
3783 15 β ---
3784 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:15 406 +4.4
-2 h 410 +3.1
-4 h 403 +3.5
-6 h 403 +3.8
-8 h 397 -0.3
-10 h 415 +4.1
-12 h 358 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -7 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
8/11 0.2 1x10^2
8/10 0.3 2x10^2
8/ 9 0.3 1x10^2
8/ 8 0.3 1x10^2
8/ 7 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 8/ 6 11:42 X1.7の大規模フレアが発生しました。7月の黒点相対数は 196.5 でした。
2024/ 8/ 7 13:40 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 8/ 8 13:33 Mクラスのフレアが続く様になっています。太陽風はやや低速です。
2024/ 8/ 9 12:41 X1.3の大規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
2024/ 8/10 14:43 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 8/11 08:20 更新
太陽風の小規模の乱れが到来しました。磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

昨夜、10日21時(世界時10日12時)に、
ACE衛星で太陽風の急な強まりが観測されました。
変化としては小幅で、
速度は、350km/秒と低速の状態から
390km/秒とやや低速程度になり、
磁場強度は、5nTから10nTヘ強まっています。

磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
このため、磁気圏の活動は特に強まらず、
AE指数は、500nTの中規模の変化が起きた程度です。

NOAA/SWPCの太陽風予報によると、
複数のCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが
地球に向かっているとのことで、
この後も変化がやって来るかもしれません。
しばらく注目してください。


太陽は、昨日のニュース以降は活動が落ち着いて、
東側(左側)の3782黒点群でM1.2の中規模フレア、
中心部南側の3780群でC8.9、C9.8の小規模フレア、
などが起きた程度です。

3780群は、黒点も少なくなっている様です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。