宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
また、M9.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/24 13:11 M1.3
08:13 C4.9
06:31 C5.3
04:34 C5.5
03:13 C4.1
01:30 C4.8
00:38 C4.7
6/23 21:53 M9.3
20:21 M1.2
15:16 M2.4
11:43 C5.2
11:09 C6.3
10:13 C3.9
04:37 C8.7
02:38 C5.9
01:05 C5.2
6/22 23:45 C4.9
21:36 C5.0
21:08 C6.0
20:03 M1.0
19:26 C8.0
17:45 M2.8
15:24 C5.1
13:22 M1.2
10:15 C7.5
08:37 C6.7
03:24 C5.1
01:36 C4.7
00:54 C4.6

黒点  6/24 (NOAA)
磁場 フレア
3712 4 βγ M1
3713 11 βγδ C5
3716 6 β M3
3719 14 β C5
3720 13 β M1
3721 1 α C4
3722 1 α C6
3723 5 β M9
3724 1 α ---
3725 4 βδ ---
3726 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 333 +0.9
-2 h 334 +1.5
-4 h 335 +2.5
-6 h 349 -0.9
-8 h 351 +1.9
-10 h 350 -1.7
-12 h 358 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
6/24 0.4 2x10^2
6/23 0.3 2x10^3
6/22 0.3 1x10^3
6/21 0.3 1x10^3
6/20 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 6/19 12:37 太陽風は高速の状態が続いています。中規模フレアが発生しています。
2024/ 6/20 12:07 太陽風の速度は下がりつつある様です。フレアは少なくなっています。
2024/ 6/21 11:51 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 6/22 14:22 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2024/ 6/23 13:08 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2024/ 6/24 13:31 更新
太陽の南東に3723黒点群が現れ、M9.3の中規模フレアが起きました。

担当 篠原

昨夜、23日22時(世界時23日23時)に、
太陽の南東の端(左下)の3723黒点群で、
M9.3の中規模フレアが発生しました。

3723群は、27日前は3697群、
さらにその前の周期では3664群として、
たくさんのXクラスフレアを起こした領域です。
今回はXクラスには少し届きませんでしたが、
この後、どの様な活動を起こすでしょうか。
注目してください。


太陽風は、速度が360km/秒から330km/秒へ少し下がっています。
低速の状態が続いています。
磁場強度は、グラフの前半で11nTに強まっていますが、
その後はゆっくりと下がって、
現在は4nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
グラフの初めに南向きの強まりが見られ、
ここでAE指数に800nTの中規模の変化が発生しています。
以降は南北に小さく変化する程度で、
AE指数も変化が小さくなり、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



3723黒点群で発生した、M9.3の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。